<日本女子オープンゴルフ選手権競技 3日目◇30日◇我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード・パー72)>
降雨によるコースコンディション不良によるスタート遅延の影響で、初日、2日目と日没となった「日本女子オープン」だが、3日目に無事第3ラウンドが終了。トータル13アンダーの畑岡奈紗が首位、2打差の2位タイにキム・ヘリム、申ジエ(ともに韓国)、トータル9アンダーの4位タイにチェ・ヘジン(韓国)と、鈴木愛とアマチュア・小倉彩愛を除き、米ツアーを主戦場とする選手、海外勢が上位を占めている。
やっぱり成田は情熱の赤!親友・菊地絵理香と振り袖姿を披露
この状況に待ったをかけたい、と話すのがトータル8アンダー・7位タイの成田美寿々。この日は16番からの3連続バーディで上位戦線に浮上した。ホールアウト後、畑岡や韓国勢が上位にいる状況について聞かれると「頑張って“ジャパン”オープンにしたい」と語った。
「連覇、2週連続優勝をさせちゃいけないわけじゃないですが、プレッシャーをかけて行って“甘くないぞ”と。それを日本ツアーの選手が教えられればいいですよね」。日本のナショナルオープンとして母国の選手がやらなければ、という思いは強い。
現在トップとは4打差。爆発力に定評のある24歳にしてみれば、十分に射程圏内だ。「最終組は(スコアが)滞ったりするのでまだまだチャンスあると思います。明日はどんどんピンを狙っていきたいと思います」。“逆転の成田”の異名を持つサムライウーマンの闘志に火が付いた。
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