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マット・クーチャーのセッティングに見る、“力まず、振らない”哲学

<ブリヂストンオープン 事前情報◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

リオ五輪の銅メダリスト、マット・クーチャー(米国)が15年ぶりに日本ツアーに出場。ホストプロとして迎える「ブリヂストンオープン」を「とてもエキサイティングしている。自分のキャリアの中でもメインスポンサーになっているブリヂストンの大会で、いいパフォーマンスをしたい」と今大会にかける意気込みを話した。
公式練習日の18日(水)、メディア向けにセッティングを撮影する時間が与えられた。クーチャーの使用する14本は以下のとおり。
1W:ブリヂストンゴルフ J715 B5
(8.5°、シャフト:Diamana Tensei60S、44.75インチ)
3W:タイトリスト 917 F2(15°)
UT:PING Anser (17&20°)
5I〜PW:ブリヂストンゴルフ J15CB
(シャフト:Aerotech SteelFiber i95)
AW:ブリヂストンゴルフ J40(51°)
SW:クリーブランド 588 RTX(57°)
LW:キャロウェイ マックダディPMグラインド(64°)
PT:ベティナルディ プロトタイプ
BALL:ブリヂストンゴルフ TOUR B XS
ドライバーとアイアンは2014年のモデル。アイアンにはサビが浮き、ドライバーもキズだらけ。新品の51度のウェッジ以外は相当に使い込まれているのがありありと分かる。
特徴的なのは、アイアンシャフトがスチールとカーボンを融合させた『Aerotech SteelFiber i95』を長年愛用すること。数年前にこれを気に入ったクーチャーは、B・スネデカーやF・カプルスなど、同じブリヂストン契約のプロ仲間に薦め、PGAツアーの軽量シャフトブームを作った1人である。
今回のセッティングでは、ドライバーとウッドのシャフトがSフレックスなことも“クーチャーらしさ”が表れている。通常、男子プロでは硬いXやXXフレックスを使用する選手が多いものだが、Sフレックスを使用する理由をクーチャーと一緒に来日したトッド・クルム氏はこう語る。
「あのシャフト(Diamana Tensei60)はウェイスト・マネージメント(2月の米ツアー)から使っているんだ。なぜSフレックスかって?単純だよ、そのほうかテストの結果が良かったから。飛距離も、安定性もね」
会見では「一番重視するのは安定性だ」と話していたクーチャー。身長193センチの巨漢だが、決してパワーヒッターではなく、「ドライバーのヘッドスピードは46、7m/sで、今回練習日に計測したジャンボ尾崎選手とほぼ同じでした」とブリヂストンのスタッフは明かしていた。
弾道の安定を得るため、力まず無理せず、やさしいスペックでコントロール性を最重要視する。この哲学はすべてに貫かれており、57度と64度もSフレックス。「この2本はフルスイングはしない、ほぼハーフスイングだけだから」とのこと。
規格外の飛ばし屋がひしめくPGAツアー。クーチャーは、使い慣れた道具を制御し切り、技でトップクラスと渡り合う。その堅実かつ、職人気質なスタイルが日本の老舗メーカーと響き合うのかもしれない。予選を同組で回る石川遼、宮里優作は、自分たちより飛ばないテクニシャンを前に、どんなことを感じるだろうか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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