<伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目◇11日◇グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード・パー72)>
「マンシングウェアレディース」で優勝するなど常に上位に顔を出し、ツアールーキーながら抜群の存在感を放っている川岸史果が、「伊藤園レディス」2日目に4バーディ・1ボギーの“69”をマーク。この日単独首位に立った福田真未から4打差のトータル7アンダー2位タイで決勝ラウンドに進んでいる。
【スイング解説】父譲り!?飛ばし要素が満載の川岸史果
初日は序盤に4パットのダブルボギーを叩き、「イラッとしてスイッチが入った」という川岸。この日はスタートホールの1番をバーディ発進すると、4番と6番でもバーディを奪取した。後半はスコアを伸ばせなかったものの、トータル7アンダーでホールアウト。多くの選手が悩まされていた強風についても、「ゴールを1個分右足寄りにして、ロフトを立てて(フェースの)真ん中に当てることだけを考えて横振りするイメージ」という、高校時代から練習してきた「風に強い中弾道で飛ばす技術」のおかげで気にならなかったと胸を張った。
「前半で(スコアを)伸ばしてプレッシャーを与えていきたい」という最終日。しかも明日は、今季4回経験し、全て優勝を逃している最終日最終組だ。「福田さんも初優勝で緊張すると思うし、私も最終日最終組のリベンジをしたいので勝ちたい」と意欲を見せる。
川岸が「狙っています(笑)」というツアー本格参戦1年目での獲得賞金1億円突破は、日本人では宮里藍が2004年に記録したのみの大記録。その達成のためにも、ツアー通算2勝目が是が非でも欲しい。
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