<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇15日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)>
今週行われる「大王製紙エリエールレディス」を含めて、いよいよ残り2試合となった国内女子ツアー。賞金女王の座も6人に絞られた。
【関連】特別公開!?ハヌルがノリノリダンスを披露
賞金ランクトップを走る鈴木愛は、今週優勝して同2位のキム・ハヌル(韓国)が単独6位以下なら、最終戦を待たずに2013年の森田理香子以来となる日本人賞金女王が決定。それ以外ならば、翌週の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に持ち越しとなる。
その鈴木を約1,700万円差で追うのが、賞金ランク3位のイ・ミニョン(韓国)。もし今大会で予選落ちとなっても、鈴木、ハヌルの順位によっては来週まで望みはつながるが、今週できる限り差を詰めておきたいところ。
そんなミニョンだが、「今週も平常心でいきたい。やるべきことをやるだけです。まずは予選を通過してトップ10フィニッシュをしたいですね。3日目を終えて好位置につけていれば、副賞の車を持って帰りたいですね〜(笑)」と、気負わず大一番へと挑む。
賞金ランク4位につけるのは、昨年の大会でトータル24アンダーを叩き出し、4日間大会の最少スコア記録を更新したテレサ・ルー(台湾)。しかし、最低でも今週単独5位以上に入らなければ、賞金女王の可能性は消えてしまう。「去年のスコアをどうやって出したのか分からないです(笑)。ただ今年もコースの印象は良かったので、今年も良いスコアを出せたらと思っています」と、明日のティオフを見据える。
鈴木の他に、唯一日本人賞金女王の可能性を残しているのが、同6位の上田桃子。今週、来週の2連勝が必須と条件は厳しいが、「差は開きましたけど一発逆転ホームランといきたいですね。去年よりも調子は良いし、準備はしっかりとできています。こういうチャンスがある状態で迎えられるのは喜ばしいこと。可能性がゼロじゃない限り、下から発破をかけていきたいですね」とコメントした。
<ゴルフ情報ALBA.Net>