<LPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇7日◇グレートアイランド倶楽部(6,526ヤード・パー72)>
LPGAプロテスト合格者が戦う”同期決戦”「LPGA新人戦 加賀電子カップ」が12月7日(木)から2日間の日程で開催。今季プロテストに合格した22名がしのぎを削る。
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来季の出場権をかけたファイナルQTも終了し、来季前半戦の出場権を得た選手、試合数が限られた選手と、それぞれの立場は違うが、同期NO.1の称号は誰もが手にしたいもの。また今大会に勝利すれば、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の出場権を獲得できるだけに、QTランク下位の選手はレギュラーツアー出場の大きなチャンスとなる。
出場22名のなかで、来季前半戦出場圏内のQTランク30位以内につけたのは、田村亜矢(ファイナルQT3位)、小祝さくら(QTランク9位)、松田鈴英(ファイナル18位)、勝みなみ(ファイナル26位)、金澤志奈(ファイナル28位)の5名。加えて、ファイナルQT38位の小倉ひまわりもすべてではないものの、ある程度の出場試合は確保できる。
その小倉に話を聞くと、「初戦、2試合目は難しいと思いますが、(3戦目の)Tポイントレディスからは出場できるのではと考えています」と展望を語ったが、「でも…やっぱり開幕戦は出たいですよ!途中から出るよりも初戦から入っていきたいんです」と、今大会は”開幕戦チケット”にロックオン。
来季は初のレギュラーツアー本格参戦の年となるが、「みんなオフシーズンは開幕戦に向かって合わせていく。そこにいたいんです」。シード選手、シードを狙う選手…全員が新たなシーズンに入っていく雰囲気を体験したいという願望を持つ。出身地、現在の拠点ともに東京都だが「開幕戦に推薦を頂けるなら、沖縄に拠点を移しても…(笑)」という冗談をいうほど。
プロとして迎える”開幕戦のチケット”は新人プロにとって大きなご褒美といえるだろう。
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