18日(月)、都内のホテルで日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の「創立50周年記念パーティ&LPGAアワード2017」が行われ、各ツアー優勝者やLPGA会員などおよそ830人が集まり、各部門の表彰が行われた。
今季の賞金ランキング1位、メルセデスランキング1位に輝いた鈴木愛は華やかな桃色の着物姿で登場。前出の2冠に加え、「ベストショット」賞を受賞し、3冠を達成した。「こんなに沢山の賞を頂けることはめったに無いので、本当に嬉しいです」と喜びの笑顔を見せた。
その「ベストショット」とは、6月の「アースモンダミンカップ」で鈴木の優勝を決定付けた、最終日18番ホールでのバーディパット。1打差2位につけていた三ヶ島かなに11メートルのバーディパットを決められ、トータル17アンダーに並ばれた際、鈴木は6メートルのバーディパットを沈めてフィニッシュ。トータル18アンダーで勝利を掴み取った。「自分の中でも一番印象的でしたし、忘れられない試合です」と、昨年の平均パット数第1位(1.7445)、今季は第2位(1.7582)を誇る自身の強みをいかんなく発揮した瞬間だった。
3冠達成を喜ぶ一方、「あともう1勝したかったです」と今年1年を振り返る。「来年はとにかく3勝。賞金女王は結果的についてくればいいかなと思うので、勝ちにこだわりたいです」と闘志を燃やす。「2018年は“挑戦”の年にしたいです。ショットの精度を上げてアグレッシブに、いつもより更に攻めるゴルフができたらと思います」。飛躍の1年を終え、更なる高みを見据えて進む。
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