<ファーマーズ・インシュランス・オープン 初日◇26日◇トリーパインズGC(7,698ヤード・パー72)>
「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の初日、注目のタイガー・ウッズはイーブンパーの84位タイの滑り出し。7アンダーの単独首位に立ったのはトニー・フィナウだった。
両者には元ナイキ契約プロで、飛ばし屋という共通点がある。ナイキのクラブビジネス撤退により、フィナウはPINGを中心としたセッティングに移行。つい先日発表された460ccの『G400 MAX』ドライバーに差し替え、この日はドライビングディスタンスで330.5ヤードと強烈な飛距離を記録。これまでに使用していた『G』よりもパフォーマンスアップしていることが見て取れる。
また、
。FWにも『M3』の5Wを投入するなど、セッティングに大きな変更もあった。自身にとって“庭”とも呼べるトリーパインズGCの初日の戦いを終えたが、明るい表情でこの日を振り返った。
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「楽しかった。再び戦えるのは楽しい。コースに出るのは楽しい。ドライバーもいいショットを何度も打てたし、腰の状態はとても良かった。ただ言えるのはアイアンがうまく打てなかった。明日のためにアイアンショットをしっかり調整しないと、バーディチャンスに付けられないね」(タイガー・ウッズ)
言葉どおり、投入したばかりのドライバーもまずまず。ドライビングディスタンスは314ヤードを記録し、フェアウェイキープも57.14%と、出場者の中でも上位の飛距離で、腰の状態を不安視する周囲の目を払拭。新投入のウッド類はまずまずの出来と見ていいだろう。明日以降の課題にアイアンショットを挙げるが、残り3日で“庭”を再び攻略できるか。
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