アジア下部のADTツアー開幕戦「PGM・DARULAMAN選手権」が4日間の日程を終了。今季からアジアンツアーに参戦している日系米国人のカート・キタヤマがトータル21アンダーで下部ツアー初優勝を飾った。
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日系の両親を持つキタヤマは、1月14日生まれの25歳。米国カリフォルニア州のチコ出身で、2013年マスターズ覇者のアダム・スコット(オーストラリア)らを輩出した名門・ネバダ大学ラスベガス校でゴルフの腕を磨いた。16年からの2年間を米国下部のウェブドットコムツアーで戦い、今年からアジアに戦場を移している。
前半は3バーディ・3ボギーと出入りが激しかったが、「後半からようやくリラックスできたように思う。ショットの調子は悪かったが、後半からはパーで辛抱強くしのげた」と、我慢のゴルフで初の栄冠をつかみ取った。
「このあとは、(アジアンツアーの)スポンサー推薦をもらえれば出場したい。2月、3月は『ISPS HANDA ワールド・スーパー 6パース』や『ISPS HANDA ニュージーランドオープン』が控えているので、そのあたりに出場ができれば」と目を輝かせた。
決勝ラウンドを戦った4人の日本勢は、水野眞惟智(しんいち)がトータル5アンダー・11位タイ、斉藤拓也がトータルイーブンパー・31位タイ。石原航輝がトータル3オーバー・41位タイ、新木雄貴(ゆたか)がトータル4オーバー・45位タイだった。
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