<ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン 最終日◇18日◇クーヨンガGC(6,599ヤード・パー72)>
米ツアー自身初のトップ10入りは、最終日の厚い壁に跳ね返された。
【連続写真】畑岡奈紗はスイングアークではなく“コンパクトさ”で飛ばす!
米国女子ツアー「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」最終日、5アンダー・単独5位でスタートした畑岡奈紗は、3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーとスコアを1つ落とし、トータル4アンダー・16位タイでフィニッシュ。「ちょっとしたタイミングだと思いますが、ティショットがどうしても…。昨日は両方出て、今日は
右に多く出てしまった」と、ショット不調を嘆いた。
米ツアー本格参戦となった昨年も、最終日が鬼門だった。初めて上位争いを経験した「キアクラシック」では最終日に“78”と崩れ、初日に“67”のスタートダッシュを決めて、最終日を8位タイで迎えた「キャンビア・ポートランド・クラシック」でも、最終日はスコアを1つ伸ばすにとどめ、15位タイで終戦。目前で上位入賞を逃し続けた。
この日は午前から降った雨の影響で「グリーンが柔らかくなったり、転がらなかったり」と、難コンディションに泣かされ、好調のパットが生かせない不運もあった。それでも、「上がり4ホールはすごくいいプレーができた。15番は初日、2日目とボギーにしてしまっていたので、バーディが獲れてよかった」と、終盤での2バーディに胸をなで下ろした。
次戦は国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に出場。その2週後にアリゾナで開幕する「バンク・オブ・ホープ・ファウンダーズ・カップ」で米ツアーに復帰する予定だ。
「調子が悪いわけではないので、日本でいい感覚を掴んでから米ツアーに戻れればいい。(アリゾナでの目標は)優勝です」。日本での戦いで弾みをつけて、アメリカの地へと舞い戻る。
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