2月19日(月)、岩手県・一関学院高の1年生・岩渕麗楽(れいら)が平昌(ピョンチャン)五輪の女子ビッグエア※の予選を3位(92.75点)で突破した。
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岩渕は2001年12月14日生まれの16歳。両親の勧めで4歳時にスノーボードをはじめた。2017年シリーズでの「FIS 全日本尾瀬戸倉大会」の優勝を含めすでに6勝を挙げ、2017年日本プロランキング第1位に。さらに、同年の平昌五輪選考大会のビッグエア部門で、日本人男女を通じて初快挙となる優勝を果たし出場権獲得。15歳は世界最年少記録だった。
おもしろいのは彼女を支えるスポンサーだ。その一つはスノーボードとはまったく関係のない総合ゴルフショップ・ゴルフパートナーだが、経歴を見ればわかるように、本人とゴルフにつながりはまったくない。そんなスノーボーダーに対し、雪上には似つかわしくない黄色のロゴがボードに入った理由は「平昌五輪での活躍を期待し応援していくと同時に、ゴルファー人口増を目指し、アクションスポーツを通じた若年層へのブランディング」(同社)だという。ちなみに岩渕は契約時、まだゴルフはしたことがなく「これをきっかけにゴルフにもチャレンジしてみたいと思います」と話していた。
平野歩夢とショーン・ホワイト(米国)との名勝負、羽生結弦の五輪連覇、そして小平奈緒の金メダルとますます熱を帯びている平昌五輪。女子ビッグエア決勝は2月23日(金)、日本時間9時30分。金メダル獲得となればゴルフ人口も一気に増加間違いなしかも!?
※女子ビッグエア
今大会から採用された新種目。スノーボードで高さ33mのジャンプ台からジャンプして技を競い合う競技
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