2017年のプロテストに合格、さらに同年のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディース」でも優勝。今季はファイナルQT28位の資格でレギュラーツアーに参戦する注目のルーキー・金澤志奈が取材に応じ、今年1月から2月にかけて共にタイで合宿を行った申ジエ(韓国)について語った。
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出会ったはの4年ほど前。金澤のコーチである金愛淑の計らいで一緒に合宿をするようになった。それからは毎年、間近で世界トップレベルの技術を見てきた。当然、金澤の尊敬する選手はジエだ。「ショットの正確性はすごいし、アプローチも上手でパターのストロークも良い。とても勉強になります。また、あれだけの成績を残された方なのにとても気さくで優しい方なんです」。今回の合宿でも優しさを感じるエピソードがあったという。
「私がバックスイングの上げ方で悩んでいたら、ジエさんも一緒にどうしたらいいかを一緒に考えてくださって、どこに力を入れたら直るか、意識するところなど的確なアドバイスをくれました。しかもそれだけでなく、そのアドバイスを受けて私が打つところも見てくれて“今のいいね”とか“ちょっと変えてみようか”とかずっと見てくれました」
ジエは先週、欧州女子ツアーとオーストラリアの女子ツアーによる共催大会「ActewAGL キャンベラ・クラシック」で優勝し、世界のツアーで通算50勝を達成。「すごいですね…本当に。すごいしか出てこない。そんな方と身近なところで練習できて。すごく私も原動力になるし、頑張らなきゃなと思える」とルーキーイヤーに向けて大いに刺激を受けたと話した。
今シーズンはファイナルQT28位の資格でレギュラーツアーに出場する。当面の目標はリランキング以降の出場権獲得となる。世界をまたにかけて活躍する偉大な先輩からも刺激を受けて、沖縄から活躍することを誓った。
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