ストレスのたまるラウンドとなった。世界ゴルフ選手権の「メキシコ選手権」に2年連続で出場している池田勇太。初日は1バーディ・3ボギーの「73」。2オーバー・49位タイで初日を終えた。
「もう少しバーディが取れればな、という感じ。あと二つ取れていればイーブンパー。チャンスがないわけではないし、悪いゴルフではなかったです」と、内容とは裏腹にスコアは出なかったが、まだまだ初日。「グリーン上だけですね」と課題は見えている。
「1、2メートルのパーパットは入ってくれるのに、その距離のバーディパットは入ってくれない。まあ、それが逆でもダメなんですけど(笑)」と、攻撃に転じるタイミングが合っていないことには、スコアを伸ばしようがない。
「一つ入ればキッカケになって変わっていくゴルフの内容。期待するしかない」。トレーニングの効果もあり、昨年からショットでは海外選手に引けを取らないまでにパワーアップした。繊細なグリーン上での勝負は、一見豪傑ながら細やかな心を持つ池田の持ち味を発揮する場所。バーディの神にとりつかれるくらい、明日は入れまくることができるか。
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