<Tポイントレディス 事前情報◇12日◇茨木国際ゴルフ倶楽部(6,261ヤード・パー72)>
国内女子ツアーは前週の高知から大阪に戦いの場を移し、16日(金)より3日間の日程で「Tポイントレディス」が開幕する。女子ツアーの大阪開催は12年ぶり。58年の歴史を持つ名門・茨木国際ゴルフ倶楽部を舞台に熱戦の火蓋が切られる。
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今大会でとりわけ注目を浴びるのが、ディフェンディングチャンピオンの菊地絵理香。昨年大会では2016年9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」から続いていた日本勢の連敗を「8」で止めて見せた。
菊地は今季2戦で9位タイ、17位タイと調子は上々。先週の「ヨコハマタイヤ PRGRレディス」をアン・ソンジュ(韓国)が制したことにより、17年からの日本勢連敗は「4」。今年も“連敗ストッパー”の躍動に期待がかかる。
菊地のほか、開幕から3位タイ、2位と上り調子の女王・鈴木愛、PRGRレディスで4年ぶりにトップ3入りを果たした横峯さくら、地元・大阪出身の岡山絵里など、目下好調の日本勢がタイトルを狙う。
海外勢では、開幕戦Vのイ・ミニョン(韓国)、2012年大会覇者の李知姫(韓国)をはじめ、イ・ボミ、キム・ハヌル、申ジエ(いずれも韓国)、テレサ・ルー(台湾)らが出場する。
過去7回の開催で(11年は東日本大震災の影響で中止)、海外勢が勝利したのは1度のみ。伝統的に日本勢が得意とする大会だが、今年は新コースが舞台とあり、どう転ぶかは未知数。12年ぶりに大阪でカップを掲げるのは、果たして日本勢か、海外勢か。注目したい。
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