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“スプリングガール”は夏が好き？昨年覇者・菊地絵理香は「春に強い意識ない」

＜Tポイントレディス 事前情報◇15日◇茨木国際ゴルフ倶楽部（6,261ヤード・パー71）＞
昨年覇者として「Tポイントレディス」に出場する菊地絵理香。開幕を前日に控えた15日（木）にはプロアマに出場し、最終調整。優勝した鹿児島高牧カントリークラブから茨木国際ゴルフ倶楽部にコースが変わったことに対して、「あまりディフェンディングという感じがしないですね。新鮮な気持ちでできると思います」と笑顔を見せた。
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しかし、今回のコースは一筋縄ではいかなそう。「自信があると言える調子ではないのは確かですが、コースが難しすぎるのでそっちで頭がいっぱいいっぱい。調子どころではありません」。全ホールが難しいと語る中でも、「飛距離的に届かず、パーオンできないホールが何個かある。スタート（1番）がまず届かないのでどうしようかと。レイアップすることも考えています」と、パー4での国内女子ツアー歴代2位タイの長さを誇るスタートホールを要警戒。
とはいえ、通算3勝の全てが3・4月というまさに“春女”の菊地。春先といえば、まだ寒さが残っていたり、芝が薄かったりと苦手な選手にとってはかなり過酷な状況だ。加えてオフの調整に失敗すれば、優勝争いに絡むのも難しい。そんな季節に勝ち星を重ねていることは強さの証しでもある。
本人としては、「春に強いという意識は全くないですね。むしろ夏のほうが好きです（笑）」と理由は分からない。だが、相性はいいに越したことはない。目標に掲げる「メジャー優勝」と「獲得賞金1億円突破」に向けて、得意の季節から流れを作っていきたい。（文・秋田義和）
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