2013年の国内女子ツアー賞金女王・森田理香子が、神奈川県横浜市にある「コナミスポーツクラブ横浜」のイベントに出席した。1日から始まっている「コナミスポーツクラブゴルフチャンピオンシップ2018」の開催を記念して行われた同イベント。抽選で選ばれたコナミのゴルフアカデミー会員を前に、トークショーや最新のゴルフシミュレーターを使ったデモンストレーション、レッスンが行われた。
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「真剣にゴルフをする人もエンジョイ派の人でも楽しめると思います。実際のコースよりは難しいですが(笑)」と、人生で2回目となったインドアシミュレーションゴルフの感想を述べた森田。実際のコースに合わせた傾斜を再現した、最大斜度12度まで調整可能な打席では、「室内でここまでできると本当に練習になる」と、驚きの様子。北海道の名門コースのシミュレーションゴルフ体験では「ダブルボギーしか出ない(笑)」と、苦戦する場面もあったが、終始なごやかなイベントとなった。
トークショーではコース上と違って終始リラックスムード。はんなりとした京都弁で集まった会員の質問に丁寧に答えた。その後レッスンへと移ったが、ここで森田を待っていたのは東京都内に住む小学校5年生の三井まひなさん(11歳)。「2013年に試合を見に行ったときに見たドライバーショットが本当にすごくて大好きになりました。ずっと憧れています!話しができて感激です」と、5年前から抱く森田への憧れが爆発した。
「私の小さいころはこんな施設はなかったですからうらやましい」と、室内レッスン初体験の森田。2年間通う同クラブのゴルフアカデミーで腕を上げてきたまひなさんにもアドバイスを送った。「小さいときはとにかく振ること。合わせにいってはダメ」と、自身の経験をもとに丁寧に指導した。「目の前でサインをもらって、ギャラリーに対して優しかったところも素敵でした」(まひなさん)と、終始目をキラキラさせて森田の言葉に耳を傾けた。
そんな森田も4年間勝利から遠ざかり、シード権も失った。今季は出場試合も限られるは、まだまだ終わったわけではない。「そのときは分からなかったけど、賞金女王というのはずっとついてくるもの。名を残すことができたのだなと思います。どんな形であれ、また、名前を残したい」と、復活に向けて気合をこめる。この日出会った小さな少女の応援もきっと力になるはずだ。
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