3月22日(木)、都内で行われた日本プロゴルフ協会(以下PGA)「定時社員総会」にて会長選挙が行われ、現職の倉本昌弘が再選を果たした。同職は任期2年で、2014年から会長を務める倉本は5年目に突入する。
かつてはPGA会長初の賞金王 倉本昌弘のスイング連続写真
倉本と新関善美理事の2名で行われた選挙は、84名の代議員の投票で争われ、52名が倉本に、30名が新関理事に投票(※2名は白票)。2016年度は立候補者が倉本のみだったためそのまま続投となったが、2014年度は倉本と森静雄氏の間で選挙が行われていた。
2020年3月開催の定時社員総会までの続投が決まった倉本は、「PGAデビュープログラムおよびPGAゴルフアカデミー事業の拡大、日本プロゴルフ選手権開催を磐石とすることを柱に引き続きやっていきたい。これまで職場、職域を広げるという公約を果たしてこれたと思いますが、まだまだ我々の会員には浸透していない」と語り、さらに組織改革を進める必要性を示唆した。
また、記者会見後の取材で、他団体がパワハラ・セクハラ問題で世間を騒がせていることに触れ、「(総会で)気をつけてください、という話はしました。厳正に対処する問題」と語った。
なお2018年〜2020年までの会長および副会長一覧は以下のとおり。
会長:倉本昌弘(62歳)2014年〜現在
副会長:井上建夫(66歳)2014年〜現在
副会長:植田浩史(59歳)2014年〜現在
副会長:渋谷稔也(59歳)2014年〜現在
副会長:槙岡充浩(59歳)※新任
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