選手会長は国内開幕戦前も精力的に動いている。今年からジャパンゴルフツアーの選手会長に就任した石川遼が24日(土)、横浜市で開催されているジャパンゴルフフェアでトークショーを行った。その後は東京の丸の内に移動してイベントに参加。自身が契約するメーカーのPRとともに、男子ツアー活性化運動の先頭に立っている。
ゴルフフェアでは用具使用契約を結ぶキャロウェイのブースに登場。深堀圭一郎と丸山茂樹という大先輩二人と軽妙なトークで集まった大勢のファンを楽しませた。
「プロ1年目に来て以来です」と、久しく訪れてこなかった一大イベント。今季は男子ツアーを引っ張っていくという気概にあふれた石川。自らが表に出ることで、人気回復に努めている。
トークショーでは深堀と丸山にリードされながら、ドライバーやボール、シューズに至るまで、石川自身の言葉で丁寧に説明。集まったファンにブランドの宣伝を行った。昼と午後の2回に渡ってトークショーを行った後、すぐさま移動。向かったのは東京駅からほど近い。キャロウェイアパレル丸の内路面店。今度はウェアについての思いを語った。
「私服はほとんど黒とか、そういう色が多いですが、ゴルフウェアはコースで目立つくらいがいい。白を入れることが多くて、白は膨張色で、コースではそれくらいがちょうどいいと思っています」と、なるほど、オシャレに気を遣う石川なりの着こなし術を披露した。
「中には攻めすぎている人もいますけど(笑)」と、ゴルフのときならではのオシャレを自身も楽しんでいるという。ここでもトークショーを行うと、抽選で選ばれたファン3人にパットを直接指導。一人一人と記念撮影を行うなど、終始笑顔の対応だった。
1日で3回のイベントに出席。慣れない選手会長の任務を行いながら、各地を飛び回って男子ツアーのPRにも余念がない。
「選手の一人一人が選手会長になった気でやってほしい」と、最年少選手会長ながら、ツアー活性化に対する気持ちは一途。今後はラウンド中心の練習を積みながら、「東建ホームメイトカップ」で国内初陣を飾る。
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