海外メジャー初戦「マスターズ」が開幕を迎えたが、昨年度覇者に悪夢が訪れた。
2017年大会でジャスティン・ローズ(イングランド)とのプレーオフを制して、悲願のメジャー初制覇を達成したセルヒオ・ガルシア(スペイン)。最高の瞬間を手にした舞台に戻ってきたが、今大会初日は別の意味で忘れられない日となる出来事が…。
【写真】2017年、グリーンジャケットに袖を通すセルヒオ・ガルシア
3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの2オーバーで迎えた15番パー5。ティショットは322ヤードのドライブで残り206ヤード地点に。だが2打目がグリーン手前の池に吸いこまれ、1罰打を加えた4打目も無情にも池へ…。その後も池ポチャを繰り返し、ピンそばにつけたのは、なんと12打目。
約3mのパットを沈めたものの”13″を叩き、このホールだけで”+8″。続く16番パー3で1つ取り返したが「81」でのホールアウトになった。
ガルシアはホールアウト後に「何を言えばいいのか…そういうこともある。ショットのミスもなかったが、”13″も打つのはキャリアで初めて。いいショットを打ったのに、ボールが止まりたくなかったんだと思う。不運だけど仕方ない。”81″は打ったが戦っていた。(15番の2打目は)206ヤードで6番アイアン。完ぺきだった。ピンに真っすぐ向かって、あとキャリーが2フィートあれば良かったと思う。その後は…なんでだろう…ボールが止まってくれなかったんだ」とコメントした。
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