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【石川遼・復活優勝へ】昨年と何が変わった? 米ツアートップ選手も行う“アドベンド”で大幅改善

今季から国内ツアーに本格復帰を果たす石川遼が、「東建ホームメイトカップ」開幕を前に「千葉オープン」、「岐阜オープンクラシック」と地方大会で2勝を収めた。地区オープンとはいえ、ツアーメンバーも数多く出場している中で勝ち取った優勝だ。
石川遼の最新スイング!「千葉オープン」での連続写真
「千葉オープン」初日には、「10月時点では技術的に取り組んでいるところがあって、積み重ねてきたものをいったん解体してやるような感じだった」と昨年、国内復帰を果たしてからを振り返った石川。「半年たって、だいぶ思い描く形には近づいてきた。不安はない」と語ったが、昨年から石川のスイングはどう変わったのか。千葉オープンで解説を務めたツアープロコーチの石井忍が、新スイングをひも解く。
一番の変化は、「クラブを切り返した後に、前傾角度を大きく屈曲(ベンド)する動きがあること。これをボクは世界のトッププロに共通する“アドベンド”と呼んでいます」。それにより、「後方から見てクラブの軌道がフラットになると同時に、ヘッドと手元をすっと下げられますし、意識的にスイングプレーンから一度外す形になります」という。
そのまま振りぬくとヘッドの延長線上に球がない状態になるが、「プレーンよりも前に出たグリップエンドを、インパクトにかけて体に引きつけていくことで、ストンとヘッドがプレーン上に戻ってくる。切り返し初期はフラットに寝かせ、スイングプレーンから一度外し、インパクトに向けて再びクラブを立てて乗せてくる動きです。言葉で説明すると難しく感じますよね?」
これは、米国ツアーのトッププロにも見られるスイングと石井は力説する。「リッキー・ファウラー、トミー・フリートウッド、セルヒオ・ガルシアなんかともそっくり。ベロンと一度外して、シャフトをフラットにする。そのまま振るとベルトくらいにいっちゃうよ、というものを、ぐっと引き寄せる。インパクトの直前にはプレーン上にヘッドを戻す動きです。小手先で操作しなくても、引き寄せる動きだけでできる。手元が浮き上がりにくいから、芯にも当たりやすい」
これまでの石川は、早い段階でシャフトを立てていたために「インパクトで手元が100%浮いてしまう。フェースが開いてヒールに当たりやすい。シャフトにトルクがかけられず、悪い方向に球が出てしまう可能性がある」。それを改善して、「1回フラット方向にプレーンから外していくことで、シャフトにトルクがかかるのを後回しにするイメージです。立てるタイミングを、インパクト直前に持ってくる。フラットな状態から立ててくるほうが、トルクがうまくかけられて、インパクトの再現性アップにも飛ばしにもつながります」という。
スイング研究を重ねるツアープロコーチは、石川遼のスイング改造をこう締めくくった。「スイングトレンドの最先端をいっている。アイアンショットの入射角もシャローになるし、ドライバー以外にも相乗効果を生むと思います」
すでに2勝を挙げ、改善の成果を発揮している石川。本格開幕を迎えるレギュラーツアーでは、どんな活躍を見せてくれるか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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