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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】パー3コンテストの宮里藍を無視?LPGAのPR機会ロス

簡単にできる組織のPRをなぜLPGA(日本女子プロゴルフ協会)はしないのか?その顕著な例が「マスターズ」のパー3コンテストだった。パトリック・リード(米国)のメジャー初優勝で幕を閉じた今年の大会について取り上げたいのは、大会前日のイベントだ。
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世界中のゴルフ関係者が集結するメジャーの舞台「マスターズ」では、各国ツアー関係者が会議を行うのは恒例行事。ほかにも、女子も含めたプロたちも会場に足を運ぶ者は多く、試合とは違うところで様々な出来事が起きている。
パー3コンテストにも、様々な人が顔を出す。本戦コースに隣接するパー3コースでプレーする選手たちは誰もが笑顔。子供やパートナーをキャディにすることも多く、ファンの前で楽しそうにプレーを繰り広げる。トッププロたちの試合中とは違う素顔が見られる数少ない機会でもある。
そこに、今年は日本の女子プロ2人がキャディーとして参加した。宮里優作の妹・宮里藍と、小平智の妻・古閑美保。いずれも現役は引退しているが、米ツアー9勝でロレックス(女子世界)ランキングNo.1の経験もある宮里と、日本ツアー賞金女王になったこともある古閑。現地ではショットも披露して、その様子は日本でも報じられている。
ところが、彼女たちが所属する日本のLPGAが、これにまったく反応を示さない。現役を引退したとはいえ、2人は引き続き日本のLPGAのメンバーだ。LPGAという組織の宣伝、メンバーの活動アピールということを考えれば、せめてオフィシャルウェブサイトで紹介くらいはしてもいいのではないか。いや、するべきだろう。宮里と古閑の名前は、コアなゴルフファンならずとも知っている。ノンゴルファーに対するネームバリューが十分という数少ない存在。PRと言うことを考えれば、これほど“オイシイ”話はなかったはずだ。
USLPGAが、Facebookで写真入りで紹介しているのとは雲泥の差。同じタイ出身のキラデク・アフィバーンラトのキャディをしたアリヤ・ジュタヌガーンと宮里の姿は、きちんと、USLPGAという組織と、そこに関わる選手のPRに一役買っている。日本のLPGAでも、宮里と古閑を“使って”同じことができたはずだ。
LPGAの“PRベタ”は、今に始まったことではない。主催イベント以外で選手が表彰されても、ごくごく一部を除いてほぼ知らん顔を決め込んでいる。メンバーの活動は、おかしなものでなければできるかぎり紹介すればいいし、SNSももっと積極的に使うのが“イマドキ”だろう。
日本では、男子に比べて女子ツアーの人気が高いと言われているが、それもごく一部のゴルフファンの中でのことに過ぎない。ゴルフ人口減少が叫ばれる中で大切なのは、既存のゴルフファン以外にいかにアピールしていくかということだ。マスターズ初出場の兄を、実績十分なプロである妹がサポートする、プロゴルファー同士の夫婦で、妻が夫のバッグを担ぐ。これは、ゴルフをしない人でも、十分楽しめる話題のはずだ。
情報収集についても心もとない。ネット普及で海外のニュースもオンタイムで分かるようになっているのに、それについて尋ねるとわかっていない。情報が様々なカギを握る現代社会において、収集についても、発信についても理解度を高めなければ将来が危ぶまれる。ゴルファーの裾野を広げるチャンスを見送り、世界の情勢とはタイムラグがあるのでは、その向かう先は不安でいっぱいだ。(文・小川淳子)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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