<フジサンケイレディスクラシック 事前情報◇18日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,376ヤード・パー71)>
国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディス」開幕2日前の練習日。練習場でショット練習を見ていると、実力者たちのバッグに変化が…。
【写真】原江里菜がプロギアの新モデルを投入
ドライビングレンジでメーカー関係者となにやらテストをしていたのは西山ゆかり。ドライバーを打ち比べ、弾道計測器でデータをチェック。テストしていたのは「ブリヂストンゴルフ JGR シリーズ」のプロトタイプで、「5ヤードくらい距離が違います。まだシャフトを調整中ですが、キャリーが伸びています」と、実戦投入検討中の段階だ。
西山はオフに体力面強化のトレーニングを重点的に行い、「体が動きやすくなった。去年のデータと比べてドライバーは良くなっています」と自身のスイングに順調な進化を感じているだけに、新モデルがかみ合えば、目標する年間複数回優勝にも近づくだろう。
このモデルをすでに実戦投入しているのは、渡邉彩香。2週前から使用しており、飛距離を伸ばしている実感を持つという。静岡県熱海市出身で今大会は地元大会となるだけに、新しいエースの出来が上位へのカギを握るか。
またPRGR勢の原江里菜は、新アイアンを投入。「どんなライから抜けがいいんです」というモデルを見せてもらうと「RS FORGED W DESIGN」という刻印が…。昨年シード権を喪失し、QTランク50位でツアーを戦う原。主催者推薦とウエイティングからの出場で6試合に参戦し、5度の予選通過をしているが、今季の最高順位は「スタジオアリス女子オープン」14位タイ。今大会も繰り上がりで出場を決めただけに、好感触のアイアンを武器に結果を残したいところだ。
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