先週の「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝を果たした小平智。青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に次ぐ日本人史上5人目、出場15試合での優勝は日本人最速記録だった。
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17日(火)、小平は日本に帰国。羽田空港で優勝報告会見が行われた。以下、一問一答。
Q.今の心境は?
「率直に言って嬉しいです。(優勝した後)アメリカでは普通に過ごしていましたが、日本に帰ってきたらすごいことになってて…。少しテンパってます(笑) よくテレビでみるようなスーパースターが帰ってきたような…。(想定は)まったくしてなかったですね。こんな状況になっているとは…」
Q.出場15試合での優勝は日本人最速となりました
「少ないチャンスをものにできたのは、すごい嬉しいです。優勝した時は無我夢中でやっていました」
Q.最終日を振り返って
「トップ10に入って、次の試合に出場することしか考えていませんでした。それに向かって一生懸命頑張って。ホールアウトした時は、まさか優勝できるとは思っていませんでした」
Q.米ツアー勝利の要因は?
「小さいころから米ツアーに出たいという気持ちが強かったので。その強い気持ちが良いプレーにつながったと思います」
Q.古閑美保夫人、父の健一さんとは話しましたか
「電話では話しました。おめでとう、と言われました」
Q.松山英樹から「一緒に戦っていきましょう」とコメントがありましたが
「英樹は先に米ツアーに行って、道を切り開いてくれているので。僕らはその道を追っかけるというかたちなので、やりやすいですし、英樹に感謝しています。日本人が海外で活躍してくれているのは嬉しかったし、自分もそこでやりたいという気持ちが強かった。今回、スタートラインに立つことができて良かったです」
Q.米ツアーの出場権を獲得しましたが、今後のスケジュールは
「目指していた舞台なので、今後は米ツアーで戦っていきたいと思いますが、日本の試合にも少しは出場したいと考えています」
Q.将来の目標は?
「小さい時からの目標、マスターズ優勝を目指します」
Q.初日に82位タイからの巻き返し 原動力になったものは?
「練習ラウンドをしていて、自分の得意なコースだと感じていましたから、焦りはなかったですね。もう伸ばすしかない、と気持ちの切り替えが上手くできました」
Q.今後米国ツアーで戦うにあたって、拠点はどこに?
「まだ(優勝したのが)昨日のことなので(笑)。何も決まってないですね」
Q.東京五輪出場への意欲は?
「自分が育った東京で開かれるので。出たい気持ちはやっぱり強いですね」
Q.プレーオフの前に古閑美保夫人と話した内容について
「ホールアウトの時には、首位と2打差があったので。僕は(優勝は)ないだろう、と思って待っていました。ただ、美保はプレーオフを経験しているみたいで。『まだ分かんないから。練習してきな』って言われました。今になってみれば、あの言葉が役に立ったと思います」
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