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首位の星野陸也は車中会議30分でメンタル強化 その中身とは?

<パナソニックオープン 2日目◇20日◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(7,343ヤード・パー71)>

初日に首位タイスタートを決めた星野陸也が、この日も魅せた。「我慢のゴルフ」が続いたが、上がり4ホールで3バーディ。この日も「68」とスコアを伸ばし、2位グループに2打差をつけて、トータル10アンダーの単独トップで予選ラウンドを突っ走った。

【写真】2日目の戦いを撮れたてフォトでチェック
前半は1バーディ・1ボギー。調子が悪くないだけに、一見フラストレーションがたまりそうな状況でも、21歳の青年は、心のコントロールで成長を見せていた。「難しいピンの場合、ピンに対して攻めていく気持ちを抑えてグリーンセンターを狙いました」と、守りも攻撃の一つといいきり、チャンスが来るまでじっと耐えた。

「技術もそうですけどメンタル面の成長が大きい」と断言する星野。2016年の「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」も今回と同じ茨木カンツリー倶楽部開催で、2日目に2位につけながら、決勝ラウンドで崩れて18位タイで終戦。同じ失敗は繰り返さないと自信を見せるのには理由がある。

今季、星野のバッグを主に担ぐのはプロキャディの出口慎一郎氏。昨年は「ISPSハンダマッチプレー」で優勝した片山晋呉のバッグを担ぎ、「マイナビABCチャンピオンシップ」では優勝した小鯛竜也のキャディも務めている。その出口氏、実はいま、メンタルトレーニングの資格取得に向けて勉強中。「悪いときほど選手は速く歩きますので、いいときでもゆっくりと歩くように選手に話しています。おかげさまで星野選手も私のことを信頼してくださっています」(出口氏)と、その効果が現れた1日となった。

もっとも注意したのは、「攻めすぎないように」(星野)、「歩いているときの視野の広さ。ゆったり、広く、焦らずです」(出口氏)。また2人は、その日のラウンドのデータの振り返りも欠かさず行っている。「パーオン率などはもちろん、距離、番手、ライ、足場の状態など、細かく分析しています」というように、帰りの車の中の約30分間で会議を開き、振り返りと課題の洗い出しまで行っている。

期待の大型新人として昨年は売り出したが、未勝利。大きな飛距離を武器に攻めるゴルフが信条だった星野が、心のコントロールを手にしたとあれば、これは強い。ただ、本当に真価が問われるのは、決勝ラウンドに入ってからの2日間。「優勝は狙いたいけど、ミスしたらすぐボギー。攻めすぎないように」のプランどおりに運べば、初優勝はそう遠くない。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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