<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇10日◇TPCソーグラス(7189ヤード・パー72)>
今週開催の「ザ・プーヤーズ選手権」から米国男子ツアーに本格参戦する小平智を待っていたのは、PGAツアーコミッショナー、ジェイ・モナハン氏からの歓迎の言葉だった。
超貴重!!郷ひろみ氏と小平の2−ショット!
4月の「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝。正式にツアーメンバーにもなり、2020年シーズンまでのシードも獲得。「家が日本にあるのに、アメリカにずっといることになるんだな」と、少しの戸惑いと期待を抱きながら再渡米。米ツアーの旗艦トーナメントであり、ツアーの本拠地もある、会場のTPCソーグラスに下り立った。
開幕に先立ち、現地時間の9日には初出場選手のお披露目インタビューが行われた。「コミッショナーから『PGAツアーにようこそ』といわれて、そういう言葉ってすごくうれしいです。こんなに早く優勝して来られると思っていなかったので、不思議な感じです」と、初々しい笑顔を浮かべた。それでも浮かれることなく「気持ちは日本と一緒。まずは予選通過することです」と目の前のやるべきことに集中している。
遠回りでもいいからいつか海外でプレーしたいという夢は、思いがけず早く訪れたが、一切浮き足立つことなく世界最高峰の舞台に挑もうとしている小平。「ゴルフをする場所は日本だけじゃないってことを若い人にも思ってもらえたらありがたいです」。自然体で挑めば、日本人選手でも海外で通用する。そんなメーセージを送るとともに、「1勝目がまぐれといわれないためにも上位争いをしたい」と、自身も力強く今後の活躍を誓った。
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