<ほけんの窓口レディース 2日目◇12日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,292ヤード・パー72)>
第1ラウンドを終えて、首位から2打差以内に15人がひしめく混戦模様となっている「ほけんの窓口レディース」。その頂点に立っているのは昨年の覇者で賞金女王の鈴木愛だ。
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鈴木は「ショットもパットも大して良くない」といいつつも、2つのチップインバーディなどで4アンダーまでスコアを伸ばした。「このコースは好き。ステップもここで勝ってるし、悪い印象はないです」と相性も生かして独走を狙う。
1打差の2位タイには5人がひしめく。先週の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で国内メジャー2勝目を挙げた一昨年の覇者、申ジエ(韓国)もその一人。「流れは良かったのですが、ショットは上手くいきませんでしたね。ただ、結果的には良かった。明日も頑張れるスコアです」と最終組の1つ前から鈴木を捉えにかかる。
鈴木と最終組で回るのはルーキー・松田鈴英とサイ・ペイイン(台湾)。松田は初日に上田桃子と一緒に回り「すごくいいショットを打っていた」と賞賛された。明日も持ち前の攻撃力で食らい付いていきたい。
その上田も2位タイ。ジエ、フェービー・ヤオ(台湾)と共にティオフする。初日のラウンド後「我慢できました」と語る一方で「ショットは良くなかった」と話していた。そのあたりの修正がカギを握りそうだ。
その他、注目ルーキー・三浦桃香や昨年9月以来のツアー復帰を果たした大山志保が1アンダー・17位タイから虎視眈々と上位を狙う。イーブンパー・30位のアン・シネ(韓国)、2オーバー・52位タイの14年、15年大会覇者イ・ボミ(韓国)らにもまだまだ逆転の目はある。
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