<ほけんの窓口レディース 2日目◇12日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,292ヤード・パー72)>
今年も「大好き」と話す福岡を2日間で離れることとなった。セクシークイーンことアン・シネ(韓国)は中盤までカットラインを上回るプレーを見せていたものの、最終ホールのダブルボギーで一転。トータル4オーバー・58位タイで予選落ちとなった。
17番でバーディを奪いトータル2オーバー。カットラインの3まで1つ余裕を残していた。最終ホールはパー5。初日の難易度は13番目とそこまで難しくはない。「これで大丈夫だと思いました。パーで、と考えていた」。だが悪夢が待っていた。
レイアップしての3打目をグリーン奥に外すと、そこからのアプローチがまさかの“ちゃっくり”で乗らず。5打目のアプローチはカップを大きくオーバーし、返しに2パットを要す。結局5オン2パットのダブルボギー。パットを打つ前には頭を抱える仕草も見せた。
「最終ホールは頭が真っ白になってしまいました。頭を抱えたときは泣かないように我慢していました。とてもストレスが溜まりました」。いわゆる神対応と言われるシネには珍しく、苛立ちを隠せない様子だった。
来週も日本ツアーに出場する。「予選通過ができず、今は自信を喪失している状態です。何とか来週は決勝に進んで自信を取り戻したいと思います」と最後まで声は小さかった。(文・秋田義和)
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