<中京テレビ・ブリヂストンレディス 事前情報◇17日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(6,441ヤード・パー72)>
愛知県にある中京ゴルフ倶楽部 石野コースにて18日(金)から開催される「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の優勝候補は誰なのか。データ好きの記者Aが今週も大胆予想!
■前週とは一転、バーディ合戦の可能性高し
1983年度から行われている伝統ある大会で、2000年から現在行われている中京ゴルフ倶楽部石野コースに場所を移した。「悪魔のゴルフ設計家」と呼ばれたピート・ダイ監修のコースだけあって池やクリーク、バンカーが多数に配置され選手の行く手を阻む。それだけに歴代優勝者がショットメーカーばかりというのもうなずける。
また、昨年の優勝スコアはトータル16アンダーと伸ばし合いに。2015年にも15アンダーとバーディ合戦の様相を呈すことが多い。直近5年における優勝者のスタッツを見ても、吉田弓美子を除けば、その年の平均バーディ数でトップ10に入っているのも傾向に当てはまる。
■今週も鈴木愛の優位は揺るがないが…
以上のデータを踏まえると、今週も鈴木愛の優位は揺るがなそうだ。16年に優勝しており、昨年はひざ痛から崩れたものの、最終日最終組を回るなど、中京ゴルフ倶楽部は「好きだ」と言って憚らない。今季「好きなコース」と言っていた土佐カントリークラブと福岡カンツリー倶楽部 和白コースでは2位、1位と文句なし。平均バーディ数も1位とデータ上に死角は見当たらないが、左ひざ痛、手首痛を抱えていることが懸念材料か。
対抗として挙げたいのは今季好調のジョン・ジェウン(韓国)。今季は優勝こそないもののトップ5が2回と好調で、平均バーディ数も10位とデータに当てはまる。そして15年大会で吉田に敗れたものの、トータル14アンダーで2位とコースとの相性も良く、初優勝への期待は大きい。
もう1人挙げたいのが川岸史果。今季はトップ10が1回と本調子とは言えないが、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で「しっかりドライバーを振れるようになった」と復調気配を見せた。その翌週にあった「全米女子オープン」の予選会では貫禄の首位通過を果たしている。初優勝を挙げた愛知の地で2勝目といきたい。
【歴代優勝者】
2017年度:上田桃子
2016年度:鈴木愛
2015年度:吉田弓美子
2014年度:アン・ソンジュ
2013年度:森田理香子
2012年度:李知姫
2011年度:野村敏京
2010年度:不動裕理
2009年度:イム・ウナ
2008年度:李知姫
2007年度:横峯さくら
2006年度:李知姫
2005年度:宮里藍
2004年度:斉藤裕子
2003年度:不動裕理
2002年度:シン・ソーラ
2001年度:大場美智恵
2000年度:肥後かおり
1999年度:村口史子
1998年度:具玉姫
1997年度:高村亜紀
1996年度:村井真由美
1995年度:塩谷育代
1994年度:山岡明美
1993年度:西田智慧子
1992年度:永田富佐子
1991年度:島袋美幸
1990年度:黄ゲッキン
1989年度:H・ハートリー
1988年度:永田富佐子
1987年度:黄ゲッキン
1986年度:J・ローゼンタール
1985年度:樋口・久子
1984年度:L・リンカー
1983年度:増田節子
<ゴルフ情報ALBA.Net>