<関西オープン 2日目◇18日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(7,124ヤード・パー72)>
1イーグル・4バーディ・ノーボギーで、この日のベストスコアとなる「66」をマークした池田勇太が、トータル7アンダーまで伸ばし、初日の28位タイから首位と1打差の3位へと一気に順位を上げた。しかし、「取りこぼしが多くて、もっとバーディを獲ることができた。勝つためには、そこを獲っていかないと」と、決して満足気な表情は浮かべなかった。
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今大会の出場選手で唯一となる11番パー5(608ヤード)でのイーグル奪取については、「すごくいいショット」と残り300ヤードのセカンドショットで2オンに成功。自画自賛したが、「その前(10番)で2メートルのバーディパットを外したし、気持ち的にはトントンかな」と、あえて厳しい評価をくだし、手綱を緩めるシーンはなかった。
「勝負は夏以降だと思っている。そこからいい戦いができるように、今は色々と試している」と語った池田。しかし、今年4月の「パナソニックオープン」の3日目以来となるノーボギーラウンドとあって、「上もそんなに伸びていないし、団子状態。明日もコツコツと伸ばしていく」と視界の明るさもうかがえた。
最後に、予選ラウンドで同組になった母校・東北福祉大の後輩で、アマチュア最上位のトータル5アンダー・7位に立つ久保田皓也について聞かれると、「ドライバーもバカバカ打つし、若いゴルフだね」と、ようやく笑顔を浮かべた。(文・間宮輝憲)
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