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「11オーバー」から感じた手ごたえ 田中秀道が模索する新スタイル

<関西オープン 2日目◇18日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(7,124ヤード・パー72)>
国内ツアー通算10勝。2002年から5年間にわたり米国男子ツアーでも活躍した田中秀道の今季ツアー初戦は2日間で終わりを迎えた。トータル11アンダー・139位タイで予選落ち。この結果に、もちろん満足をしているわけではないが、田中本人は光も見出している。
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「ここ数年は、まったくボールをコントロールできる状態ではなかった」。これが、近年の自分のプレー内容だったと口にする。「ティグラウンドに立つのも不安ばかり。そんな日々が何年も続きました。でも今年はその不安感を払しょくできている。それもあって本当は予選通過したかった。最後まであきらめずにプレーするという部分しか見せられなかったです」と、まずは悔しさが口をついて出る。そして、現在復活のために着手していることについて語った。
「もともとはドローヒッターだったけど、何年も隣のホールに打ち込むような状態が続いたんです。それで昨年の秋から、僕なりにストレート系を打てるように挑戦をしている。今は真っすぐフェアウェイに向かって打つことを意識しています」
長年、積み重ねたものを捨て、一からのスタートを切っているのが今の田中だ。もちろん、すぐに結果につながるわけではない。しかし、「ドローで打ち出すわけではないので、曲がった場合でもOBになる数は減っています」とその効果は徐々に表れ始めているという。
フェアウェイキープ率をみると、昨年大会が39.29パーセントだったのに対し、今年は50パーセントと改善されたことが分かる。ちなみに09年以降の出場大会での数値はいずれも30%台だった。こういった現象の1つひとつが、「やっていることは間違いない」という思いを与えている。
年齢を重ねてから、スタイルを変更するのは勇気が必要だったのではと聞いてると、「今は自分のいいときのものをどれだけなくすかを考えている」という答えが返ってきた。さらに「そのイメージが邪魔をしていた。この10年間は成績が出ず、アマチュアレベルになっていた。だから変えるしかなかったんです」とまでいいきった。そして導き出したのが、「“切れ味鋭いドローヒッター ” から“そっと真っすぐ打てる選手”になる」というスタイルの変更だった。
ここ2年は解説やレッスンという形で、ゴルフ界に貢献する日々を送るが、根底には「プレーヤーとして男子ツアーを盛り上げたい」という思いが田中にはある。それは、「一番いい時期にアメリカでプレーして、日本のツアーに貢献してこなかったことには、どこか責任を感じている。だから『男子ツアーが低迷している』という言葉は響いてくるんです。本当はその時期に、僕と丸山(茂樹)さんがもっと引っ張るべきだったのかもしれないなとか思ってしまいます」という“悔恨”にも近い思いからだ。
今後もローカル大会などに出場し、完全復活を目指してのプレーは続く。「また来年(関西オープン出場の)チャンスをもらえたら、予選通過をして、プレーヤーとしてもっと盛り上げたい」。2日目こそ、大きくスコアを落としたが、初日の2オーバーという成績で、自信はさらに深まったともいう。新たな田中秀道像を引っ提げて、再びツアーに戻ってくる日は近いのかもしれない。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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