<リゾートトラスト レディス 事前情報◇24日◇関西ゴルフ倶楽部(6,569ヤード・パー72)>
愛知県にある中京ゴルフ倶楽部 石野コースにて25日(金)から開催される「リゾートトラスト レディス」の優勝候補は誰なのか。データ好きの記者Aが今週も大胆予想!
■データは少ないが…飛距離の出るショットメーカーが相性がいいのは間違いなし
1993年に「リゾートトラスト・クリナップレディス」として産声を上げた今大会は、主催がリゾート業を営むリゾートトラスト株式会社ということもあって、毎年のように同社が運営するコースを転々と移り変わるのが特徴。今年は2013年、14年大会が行われた兵庫県にある関西ゴルフ倶楽部にて行われる。
同コースはアンジュレーションの強い大きなグリーンが特徴で、ポテトチップスのようなかたちをしたグリーンのホールが多い。落としどころがカギとなりショット力が求められる。過去2度しか行われていないためサンプルは少ないが、優勝者は比嘉真美子とテレサ・ルー(台湾)といった飛距離の出るショットメーカー2人。テレサにいたっては同年のパーオン率1位である。あまり飛距離の出るタイプでないアン・シネ(韓国)が「先週よりも長く感じる」と話したように、ある程度飛ばせて、且つピンに絡められるショットのキレが求められそうだ。
■歴代覇者の比嘉真美子はデータ上圧倒的 先週惜敗のあの飛ばし屋も…
歴代覇者のうちテレサは欠場。もう1人の比嘉はここまで1勝を挙げており、パーオン率は2位と好調をキープしている。左ひざを痛めている鈴木愛の状態次第では、比嘉が優勝候補筆頭といえる。
もう2人候補としてあげたいのが、パーオン率4位の成田美寿々と同7位の穴井詩だ。成田はドライビングディスタンスも14位とまずまずで、2015シーズンには兵庫県で2勝を果たし、本人も「大好き」と語る土地。持ち前のショット力で今季初勝利といきたい。
穴井はドライビングディスタンスが259.22ヤードで現在トップ。先週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で2位タイと上り調子で、14年大会では12位タイとコースとの相性も悪くない。16年から2年連続で勝利を挙げており、気持ちに余裕もある。3つ目のカップ獲得は十分にあり得るだろう。
【歴代優勝者】
2017年度:姜秀衍
2016年度:表純子
2015年度:テレサ・ルー
2014年度:テレサ・ルー
2013年度:比嘉真美子
2012年度:全美貞
2011年度:横峯さくら
2010年度:甲田良美
2009年度:全美貞
2008年度:全美貞
2007年度:上田桃子
2006年度:中田美枝
2005年度:川崎充津子
2004年度:茂木宏美
2003年度:不動裕理
2002年度:我妻弘津江
2001年度:高村亜紀
2000年度:不動裕理
1999年度:高村博美
1998年度:原田香里
1997年度:村口史子
1996年度:橋本愛子
1995年度:呉明月
1994年度:曽秀鳳
1993年度:島袋美幸
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