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先週欠場の鈴木愛は左ひざに不安 それでもモチベーションが高いワケ

＜リゾートトラスト レディス 事前情報◇24日◇関西ゴルフ倶楽部（6,569ヤード・パー72）＞

先週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」を左ひざ痛のため欠場した鈴木愛。23日（水）に会場入りした際は「少し良くなりました」と話していたが、24日（木）のプロアマを終えての状態は「あんまり良くないです。ちょっと明日から不安です」と表情を曇らせた。

【練習日フォト】雨中でパット練習に励む鈴木愛
「やっぱりラウンドするときついですね。歩くことと、傾斜からのショットは（左ひざに）きます」と話す鈴木。それでも休むという選択肢はなかった、と続ける。「やってみないと分からないので。できない状態ではないと思って。練習を減らすのはもちろん、場合によってはほとんどやらずに帰ることも考えています。明日は状態を見てから決めようと思います」と話した。

そんな鈴木だが、「モチベーションは上がっている」という。その理由とは。

「今週の火曜日と水曜日に味の素ナショナルトレーニングセンター（JOC認定オリンピック強化指定選手が利用できるトレーニング施設）に行ったときに、バレーボールの石川祐希選手と長岡望悠選手にお会いできたんです。特に石川選手は、契約先のデサントさんを通じてサインをいただくくらい好きなアスリート。石川選手は私が好きなことを知っていたみたいです。かっこよかった。そして大きかった。怪我をして悪いことばかりじゃなかった。お二方とお話しすることができて、モチベーションは上がりました」

体の状態は依然として予断を許さないが、気持ちは高ぶるばかり。「3日プレーできるか不安なところもありますが、まずは完走してゴルフが良くなれば」。来週は海外メジャー「全米女子オープン」。体とゴルフ、両方の状態が上がってくれば、最高のかたちで渡米できるはずだ。（文・秋田義和）
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