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心身ともに充実の葭葉ルミ　世界の飛ばし屋の称号「今年も獲りたい」

＜全米女子オープン　事前情報◇30日◇ショール・クリーク（6,689ヤード・パー72）＞
今月8日に茨城県の大利根CCで行われた「全米女子オープン日本最終予選」では5位。出場権獲得となる4位に一歩及ばなかったものの、その後繰り上げで出場を決めた葭葉ルミが、自慢の飛距離で海外メジャーに立ち向かう。
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開幕2日前に会場を襲った大嵐。葭葉もこの日は練習ラウンドを行えなかったが、27日（日）からすでに行っている1.5ラウンドの練習ラウンドで感じたコースの印象について、「ところどころ難しい」と表現。「ドライバーが良くてもセカンドから難しくなったり、その逆もある。パー3は距離はないけど難易度は高いです」と警戒するポイントを語った。
グリーンについては、「日曜日は硬い状態だった」と話したが、これだけの雨に見舞われると、そのときの印象はあてにならないといった様子。「攻め方が変わってくると思うので、明日（現地時間30日）またコースを見てから攻略法を判断します」とプランの練り直しもやむなしとしている。
葭葉にとって、今回が3度目の全米女子オープンの舞台。過去2回はともに予選通過（17年・51位タイ、15年・15位タイ）を果たしており、上位争いも期待される選手の一人だ。昨年は4日間を通してドライビングディスタンス1位にも輝いたが、それについても「今年も獲りたいですね」と意気込む。
今回の遠征では、プロの大谷奈千代がキャディバックを担ぐことも決定。コーチが一緒ということもあって実現したタッグについて、「お陰で楽しい旅ができています」とコース外でも大きな支えになっていることもうかがわせた。心身ともに充実の葭葉が、その飛距離で世界の頂点を狙う。
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