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収穫を持ち帰る！ 香妻琴乃は憧れの舞台にも「出ることだけが目標ではない 」

＜全米女子オープン　事前情報◇31日◇ショール・クリーク（6,689ヤード・パー72）＞
日本最終予選で4位となり、本戦出場権を獲得した香妻琴乃。開幕前日の現地時間30日には18ホールの練習ラウンドを行い、本番に向けて調整を重ねた。また大会を中継するWOWOWのインタビューに答え、かねてから「憧れの大会」と公言する「全米女子オープン」開幕を目前に控えた今の気持ちを語った。
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火曜日に会場を襲った大嵐の影響で、多くの選手が調整ペースを乱されているが、香妻もそのうちの1人だ。開幕前日に18ホールを回ることができたが、「日本では経験できない状況。こんなに練習ラウンドができないとは思っていなかった」と不安は隠せない。
しかし、「今日のラウンドで、しっかりとコースチェックをして、あとは自分のショットやパットの調子を上げるため、練習していきたい」と、少しでも上積みを作り、初日を迎えるつもりだ。
かねてから、全米女子オープンを「憧れの大会」と公言している香妻。その舞台に立てることについて、「出場できるだけでうれしい」と本音を語った。しかし、それに続けて「出ることだけが目標ではない。自分ができるプレーをしっかりとやっていきたい」と当然ながらプロとしての自覚も口にする。
今季国内ではステップ・アップ・ツアーを主戦場にしながら、レギュラーツアーも5試合に出場。しかし、最高順位は「ほけんの窓口レディース」の24位タイで、予選落ち2試合、棄権1試合と納得いく結果は残せていない。それだけに「1日1日のなかで収穫できるものがあればいいなと思います」と、今後に繋がるラウンドにしたいと意気込む。
渡米前には「出場するからには自分に自信をもっていきたい」という決意を語っていた香妻。夢の大会でのプレーを今後の糧にする。

<ゴルフ情報ALBA.Net>