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「初のディフェンディング大会」 青木瀬令奈、縁深いコースで連覇狙う

＜ヨネックスレディス 事前情報◇31日◇ヨネックスカントリークラブ（6,422ヤード・パー72）＞
昨年の「ヨネックスレディス」で念願のツアー初優勝を飾った青木瀬令奈。今年は初めて前年度覇者としてトーナメントを迎えるが、「去年は去年。今年は今年。新たな気持ちでやっていきたい」と抱負を語った。
【写真】ヨネックスレディス　開幕前の様子を現地からお届け！
プロアマ戦でも“連覇してね”と声をかけられたといい、「チャンスをものにできれば」と意気込む青木。大会、そして開催コースのヨネックスCCは良い思い出が詰まっている。
「ヨネックスさんのジュニア大会で『66』を出して優勝した経験があって、（ツアー初優勝の）昨年最終日も『66』。私のなかではすごく縁があるな、と思います。プロになって初めての優勝争いもこのコース（※2012年大会）。初日首位タイで、土日が最終組でした。予選落ちもありますが、良かったときも、悪かったときも“好きだ”といえるコースです」と思い入れを語った。
今季は「フジサンケイレディスクラシック」で5位タイの成績は残したものの、4月以降は出場7試合で5度の予選落ちと順調とはいえないシーズンだが「課題もクリアしている実感はある」。ドライバーもフェアウェイキープ率上位（69.6429/16位）で、アイアンもシーズン途中にカーボンからスチールに変更したことで番手間の距離感が安定。アプローチ面も、52度のウェッジを50度に入れ替えて、ランニングアプローチに手応えを感じるなど、練習の成果や、クラブ調整の満足度は高い。
「一つ一つは本当に良くなっていますが、なぜかスコアにつながらない…。ゴルフ以外に理由があるんじゃないか？と思って、積極的にゴミ拾いをしています（笑）。ティグラウンドで折れたティを拾ったり…。（行為が報われるのも）そろそろですかね？」
ここまで貯めてきた“運”は、縁深い大会で使いたいところだ。（文・標英俊）
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