<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2日目◇1日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>
「日本ゴルフツアー選手権」の初日は、2打差までに22人がひしめく混戦となっている。
熱戦の様子を写真でお届け中!ツアー選手権のフォトギャラリー
5年ぶりに大会出場を果たした石川遼は、3オーバー・101位タイと出遅れた。今週からパターをL字型からセンターシャフトの新タイプに変更したが、今季平均パット数2位(1.7023回)を誇るパットは、初日は72位タイ(1.9091回)とかみ合わず。後半で3バーディを奪って巻き返しを見せたが、2日目はそのまま遅れを取り戻せるか。
今季でレギュラーツアー卒業としている中嶋常幸は、本大会への出場も今回が最後と明言。初日は2バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの「76」。5オーバー・116位タイから第2ラウンドをスタートしている。
今季3試合目となるジャンボこと尾崎将司は6オーバー・119位タイから第2ラウンドをスタートしている。2月に背中右側の肉離れを起こして思うようにプレーができていなかったが、初日に今季初のバーディを奪取。「前向きになってきた」と回復の兆しを見せている。今季はここまで「中日クラウンズ」、「日本プロ」に参戦するも、2日目に棄権。今週は最後まで戦い抜くことができるか。
先週の「〜全英への道〜ミズノオープン」でツアー初優勝を果たした秋吉翔太は、好調のまま本大会に突入。「先週に引き続き、ショットがいい」と自身でも評するように、パーオン率3位タイ(88.89%)を記録し1打差・3位タイで初日を終了。このまま流れを切らさずにツアー2勝目にむけてひた走る。
堀川未来夢、星野陸也と初優勝が期待される若手も上位から2日目をスタート。今季国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で初優勝した重永亜斗夢や、シード復活を狙う近藤智弘、新鋭・木下稜介など幅広い面々も上位に並んでいる。はたして、今年の最強ツアープレーヤーのタイトルは誰の手に?
<ゴルフ情報ALBA.Net>