<ヨネックスレディス 2日目◇2日◇ヨネックスカントリークラブ(6,422ヤード・パー72)>
今週の「ヨネックスレディス」はシード選手19名が欠場しているため、リランキングにかかわる選手たちにとっては賞金を積み上げる大きなチャンス。2日目を終えて、首位と1打差・2位に石川明日香、木村彩子と若手選手たちが上位につけているが、今季ステップ・アップ・ツアーでプロ初優勝を飾った安田彩乃も、2打差の4アンダー・4位タイと好位置につけている。
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初日1アンダー・18位となった安田。2日目の前半9ホールは、5番パー4で、残り約150ヤードの距離からチップインイーグルを奪取したものの、2バーディ・3ボギーと出入りの激しいゴルフ。「最近はショット、パットともに悪くないのに予選落ちが続いていた。いままで以上に気持ちの切り替えを意識しました」とハーフターンで集中しなおすと、後半は2バーディ・ノーボギープレー。今季初の60台で優勝圏内に浮上した。
今季はQTランク48位からツアー出場を狙う立場。ここまで9試合出場しているが、直近6試合連続予選落ちと結果を残せていない。そのなかで「一旦、新鮮な気持ちを持って、流れを変えよう」と考え、出場したステップ・アップ・ツアー「静ヒルズレディース 森ビルカップ」でプロ初優勝を果たすことができた。
「今季は成績に結びついていないながらも、成長を実感できている。いまは足りないところを見つけて、必死にやっている。いま、まさにです(笑)」と継続したスイング調整で徐々に実を結びつつある。
「切り返しでクラブを上から降ろすクセがあるので、シャドースイングで”インサイドから降ろす”を意識を高める。コースでは身体の回転スピードを忘れずに…練習ではスイングのチェックポイントにしっかり取り組む。飛距離は伸びてきていますが、結果が出ない時期が続くと、自分のなかでは疑いだらけ。でもコーチは”絶対大丈夫だから継続しよう”と。スコアがついてくると信じてよかったな、と思います」と指導を受ける石井忍コーチに感謝を述べた。
最終日の展望は「1打1打集中してプレーする。そのなかで成長につながるキッカケを掴めれば…」。いま自分ができる最大限のプレーを表現する。それが彼女の最終日のテーマだ。
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