<ザ・メモリアル・トーナメント 最終日◇3日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(7,392ヤード・パー72)>
久々首位タイ発進も実らなかった。米国男子ツアー「ザ・メモリアル・トーナメント」最終日、2014年大会の覇者・松山英樹は4バーディ・3ボギーの「71」と1つしか伸ばせず、トータル10アンダーの13位タイで4日間を終えた。
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ラウンドを終えて「今日はマイナス100点」と話していた3日目に続き、この日も「昨日の最後良い兆しが見えたけど、お先真っ暗で終わりました」と悔しい1日に。予選ラウンドでは、5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」以降、続いていた苦しい戦いをかき消すようなプレーを見せていただけに、唇を噛む。
「初日、2日目とこれまでの悪い流れをうまく消すような良いプレーできた。ショットに関してはその2日間は良かったが、3日目、4日目と悪かったということで、何が原因なのか、また全く分からない状態になってしまった。ちょっと悔しい週末になりました」。
唯一の救いはスコアをまとめられたこと。「こんだけショットが荒れて、グリーンをキャッチできなくてもなんとかアンダーパーで回れて良かった」。それでも「収穫はない」とはき捨てた。
次戦は、14日(木)から始まる海外メジャー第2戦「全米オープン」。たくさん残ったという課題を修正するのは「多分無理だと思います」と厳しい口調だが、「それでも試合は始まるし悪くてもやらなくちゃいけない」。昨年2位となった戦いに向け、「球打ちを今までの倍ぐらいする感じでいきたい。僕自身球数打たないと、上手くいかないプレーヤーなのかなと思い始めた」。悲願のメジャー制覇へ、立ち止まるわけにはいかない。
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