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「集中できる！」木戸愛が“めぐみの雨”を味方にノーボギー

＜宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目◇8日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,525ヤード・パー72)＞
初日に「66」を出し4位タイスタートを切った木戸愛が、2日目も3バーディ・ノーボギーの安定したラウンドでトータル9アンダーまで伸ばし、5位タイ位に浮上した。
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「今日は我慢する状況が続いたところもありましたが、しっかりと粘れて3つのバーディを獲れた。いいゴルフだったと思います」。上がりの9番では2打目をグリーン奥に外したが寄せてパー。「最後もパーで、ノーボギーで上がれたのは良かったです」と白い歯をこぼした。
この日はスタート時こそ曇っていたものの、時間を経るごとにポツポツと雨が。だが、それが逆に良かった。「基本的に雨の日は好きなので。傘をさすことで、集中しやすくなるんです。傘に落ちる雨の音も嫌いじゃありません。キャディさんは雨だとやることが増えて大変ですが（笑）」。多くの選手が嫌がる雨を味方に順位を上げた。
一方で、雨で見づらいファンにはこんな心遣いも。「雨の日はどうしても暗く見えるので、明るい色や綺麗な色のウェアをあえて着るようにしています」。この日もどんよりした空模様を切り裂くようなイエローのウェアがコースに映えた。ちなみに雨が好き、とは言っても「雨の日の思い出は…あんまりないですね（笑）雨女でもないです（笑）」。
現在、首位とは4打差。雨予報の最終日に向けて、ムービングデーに1つでも差を縮めたい。(文・秋田義和)
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