<スターツシニアゴルフトーナメント 初日◇8日◇スターツ笠間ゴルフ倶楽部(6,972ヤード・パー72)>
6月8日(金)から3日間の日程で開催されるPGAシニアツアー第5戦「スターツシニア」。初日の競技が終了し、水巻善典、高見和宏が5アンダー・首位につけた。
水巻善典のドライバー連続写真【後方17枚】
この日は中嶋常幸、湯原信光とのラウンド。「中島さん、湯原さんといつも回っているメンバー。リズムもペースも分かるので、空気感がいいです」と語った水巻。好スコアのもうひとつの要因は、今週からドライバーシャフトのフレックスを”SR”から”S”にチェンジしたこと。「始めのうちはうまくいかなかったですが、後半は感覚がつかめてフェアウェイにいくようになりました。全体的に悪くなかったですね」と変更が奏功した。
「”無理なクラブはやめよう”と思って、”R”だとやわらかすぎるから”SR”を試していた。球の回転がよく、飛んでいましたが、暖かくなってきてリキむと大きく曲がる。少し硬めの”S”の方が、まっすぐ打ちやすい。”SR”のほうが少し飛ぶからさみしいですけど、スコアを出すためには”S”です」
”S”に変更しての飛距離は260ヤード。”SR”では280ヤードを飛ばせるときもあるが「スピン量が増えるからか、アゲインストでは全然飛ばなかったり、手先で打つとチーピンみたいな球で200ヤードくらいしかいかなかったり。うまく打てたときは飛びますが、当たり外れがある」といい、飛距離は惜しいものの、スコアメイク優先で”S”を選択しているという。
2日目は高見和宏、早野健との最終組だが「高見ちゃんはペースがわかっている。楽しくやります」と語った。そのほかの初日上位者のコメントは以下のとおり。
高見和宏(5バーディ・ノーボギー/首位タイ)
「今日は、あと3つくらいはバーディが獲れていたなというのがありますね。ドライバーがいいだけにセカンドのショートアイアンがもう少し切れ味がよければ、まだまだスコアが出ると思います。今まで両肩に爆弾を抱えていて、それが少しよくなってきました。今年59歳。皆さんもどこか悪いところはあるなかで、完璧な体でプレーはできないですから、うまく付き合いながらやれたらいいなと思います」
倉本昌弘(5バーディ・1ボギー/3位タイ)
「7100ヤードもあれば63歳にはきついです(笑)この大会もギャラリーが段々と入ってくれるようになって昨年は5000名を超えた。今年も5,000名をラクに超えて欲しいなと思います。僕が活躍してもしょうがないので、良い選手が活躍して、ツアーを盛り上げてくれるのが一番です」
早野健(5バーディ・1ボギー/3位タイ)「危なげなく、落ち着いてやれました。張本(茂)君とまわるといつも良いんですよ、リラックスさせてくれる。平石(武則)さんも、前回一緒の時も60台でしたので、非常に気持ちよくやらせていただいていますね。開幕からボールを変えて、やっとボールの距離感が合い始めた。頭と身体に馴染んできましたね」
プラヤド・マークセン(6バーディ・2ボギー/3位タイ)
「(連覇かかるが?)やっぱりタイトルは欲しい。今日は6〜7アンダーは出せたと思う。もっと良いスコアをだして優勝したいです」
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