<2018年度 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 3日目◇21日◇嵐山カントリークラブ(6,646ヤード・パー72)>
6月19日(火)から4日間の日程で開催される「2018年度(第60回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」。第3ラウンドが終了し、単独首位にはトータルイーブンパーの吉田優利がつけた。
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初日「73」、2日目「71」と、予選ラウンドを安定したスコアでまとめ、2位につけていた吉田。「ドライバーが荒れてしまい、スコアが伸ばせない1日。ラフから2打目を打つことが多く、グリーン手前まで運んで、なんとか寄せて…というケースばかりでした」と耐える展開となったが、2バーディ・2ボギー「72」。「スコアを落とさなかったのが1番ですね」と安堵の表情を見せた。
中学1年時の2013年大会に初出場し、2016年大会は7位タイ、2017年大会は17位タイ。4回目の出場での栄冠獲得へ向けて、「アマチュアにとっては特別で、一度は勝ちたい大会。最終日は“1日勝負”だと思って、一旦気持ちをリセットしてプレーしたい」と意気込んだ。
吉田を追いかける1打差の2位タイには、連覇を狙う安田祐香、上野菜々子、吉本ここねが並び、3打差5位タイには、日本アマチュアランク1位の西村優菜ら3人がつけている。上位陣のコメントは以下に掲載。
安田祐香(トータル1オーバー/「74」「71」「72」)「ボギースタートでしたが、ティショットはどんどん良くなってきて、後半はフェアウェイキープ100%。フィニッシュで“クラブから手を放すことが当たり前”みたいな状況ですけど(笑)。初日、2日目、3日目…と段々と調子が上がっているのが、スコアを保てている要因です。冷静なマネジメントも出来ました。コンディションがよくないなかで、3日間頑張ってきた。最終日も耐えて、優勝争いに絡めるように落ち着いてプレーしたい」
上野菜々子(トータル1オーバー/「72」「74」「71」)「首位と3打差だったので、3アンダーが目標でした。ピン位置が難しかったので、2打目を確実にのせて…というプレーを心がけました。昨年『関西アマ』で優勝したときに、安田さんも出場していて一緒に喜んでくれた。『日本女子アマ』では安田さんが勝って、私も嬉しかったですが、悔しさもあった。最終日は楽しんでプレーしたい。出場するからにはどんな試合でも優勝を目指してます。1ホール1ホール大切にプレーしたい」
吉本ここね(トータル1オーバー/「73」「70」「74」)「(12番までノーバーディ・5ボギーで)最初からつらいゴルフが続きましたが、(3バーディを取り返し)生き返りました(笑)。2打目がほとんどショートして手前に落ちていた。要因をしっかりと分析して備えたい。今日と同じミスをしないように。頑張ります!」
西村優菜(トータル3オーバー/「70」「75」「74」)「パーオンは7回だけで、ずっとアプローチをしているような“しんどい”ラウンドでした。でも、3打差はまだ優勝を狙える位置。この大会を目標にしてきたので、ビハインドは大きいですが、しっかりと自分のゴルフをして、力を出せれば、と思います」
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