<日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権 ゴルフパートナーカップ2018 supported by アコーディアゴルフ 最終日◇24日◇おおむらさきゴルフ倶楽部(グランドの部 6,626ヤード・パー72/ゴールドの部 6,326ヤード・パー72)>
6月23日(土)から2日間の日程で開催された「日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権 ゴルフパートナーカップ2018 supported by アコーディアゴルフ」。グランドの部(開催年60歳以上・84名)は、トータル10アンダーで室田淳が優勝、ゴールドの部(開催年68歳以上・52名)は海老原清治がトータル4アンダーで、昨年に引き続き、PGA公式戦で連覇を果たした。
【連続写真】海老原清治のドライバーショット・後方
初日1アンダー・4位タイにつけた海老原は、スタートホールの1番でバーディ発進。5番でボギーとするも、6番、7番の連続バーディなど順調にスコアを伸ばし、「69」でエージシュートを達成。
「いまはドライバーも飛ぶし、ゴルフの状態がいい。こういう時期は勝たないと。最初から連覇の意識はあった。ドライバーも“ギリギリ”だけど、エージシュートも“ギリギリ”だったね(笑)」。契約するプロギアの、ここ数年の新モデルでよく使用されるキャッチコピー”ギリギリ”(ちなみに最新モデルは「ギリギリ、全開」)にかけて、エージシュートを喜んだ。
ハーフターン時の10番ティグラウンドでは、設置されたテントに中にあったティペグをわし掴みにし、ギャラリーに配り始めるパフォーマンスを見せていた海老原。ギスギスせず、ともすれば“ゆるさ”を感じる、シニアらしいサービス精神は大会のところどころで見られたが、プロ達はもちろんプレーでも魅せた。
ゴールドの部では、初日、2日目ともに6名づつがエージシュートを達成。最年長77歳の古市忠夫は、最終日に5ストローク余らせる「72」のラウンド。表彰式ではギャラリーから拍手で祝福された。大会で2日間で会場に訪れた12839人は、シニアプロの技と、笑顔に満足したに違いない。
【ゴールドの部 エージシュート達成一覧】
初日:阪東礼治(69歳)「68」
初日:矢部昭(72歳)「71」
初日:長谷川勝治(72歳)「72」
初日:中島弘二(72歳)「72」
初日:安田春雄(75歳)「75」
初日:古市忠夫(77歳)「77」
2日目:海老原清治(69歳)「69」
2日目:井上久雄(71歳)「69」
2日目:中島弘二(72歳)「72」
2日目:安田春雄(75歳)「72」
2日目:河野光隆(76歳)「73」
2日目:古市忠夫(77歳)「72」
※グランドの部では高橋勝成(67歳)が「67」で唯一の達成
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