最新ゴルフニュース

【前半戦スタッツ振り返り】勝みなみは史上初・年間400個でのバーディ女王なるか

「アース・モンダミンカップ」を終えて1週間のオープンウィークに入っている国内女子ツアー。前半戦の成績をスタッツを見ながら振り返っていきたい。
勝みなみのドライバースイング連続写真（正面）
全38試合中17試合が消化した時点での「バーディ数」1位は勝みなみで、17試合出場（53R）で189個。2位タイは170個で成田美寿々（15試合/45R）、比嘉真美子（16試合/49R）、4位に166個の菊地絵理香（16試合/47R）がつけ、5位には162個で今季躍進している権藤可恋（17試合/52R）がランクインしている。
バーディ数のスタッツは、出場試合数の多い選手が有利なため、『最もバーディを獲れる選手は誰？』といわれれば、「平均バーディ数（1ラウンド当たりの平均バーディー数）」1位の鈴木愛となる（4.2941/11試合・34R）。もし仮に鈴木が17試合すべてに出場していれば、単純計算で…11試合分の146個に、81個（＝4.2941×未出場6試合19R分 ※予選落ちなしの想定）を加えた227個…、という計算だ。
とはいえ、バーディ数のスタッツは『獲った数』で競われる部門。“皆勤賞”の勝みなみの頑張りが189個という数字を生んだのだが、挑戦して欲しい記録が1つある。それは、『史上初の年間バーディ数400個』の大台。ちなみにこれまでのバーディ数の最多記録は、2014年のリ・エスド（韓国）、2015年のイ・ボミ（韓国）の年間390個だ。
勝のここまでの「平均バーディ数」は3.5660（3位）で、3日間大会なら10〜11個のバーディを奪える計算。400個までの残り『211』を得るには、「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権獲得をクリアしつつ、20試合に出場する厳しいスケジュールとなるが、ぜひともチャレンジして欲しい。
【バーディ数 ※（）内は出場試合数】
1位：勝みなみ/189個（17試合）
2位：成田美寿々/170個（15試合）
2位：比嘉真美子/170個（16試合）
4位：菊地絵理香/166個（16試合）
5位：権藤可恋/162個（17試合）
6位：岡山絵里/155個（16試合）
7位：酒井美紀/153個（17試合）
7位：ペ・ヒギョン/153個（15試合）
9位：永井花奈/152個（17試合）
10位：鈴木愛/146個（11試合）
11位：永峰咲希/144個（16試合）
12位：上田桃子/143個（15試合）
13位：武尾咲希/142個（17試合）
14位：ジョン・ジェウン/141個（15試合）
15位：森田遥/140個（15試合）
15位：笠りつ子/140個（15試合）
17位：ささきしょうこ/139個（17試合）
18位：穴井詩/138個（17試合）
19位：木戸愛/135個（17試合）
19位：藤本麻子/135個（16試合）

<ゴルフ情報ALBA.Net>