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近藤智弘も思わず「かっけー！」 ダークな新アイアンは宮本勝昌の起爆剤となるか！？

＜長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 事前情報◇4日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ（7,178ヤード・パー72）＞

開幕から3か月。ここまで「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」の5位こそあるものの、賞金ランク60位。昨年制した「福島オープン」も開催前週に多発性神経炎を発症したため出場できずと、いまいち波に乗れていない宮本勝昌に大きな武器が届いた。

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それが黒く染まった新アイアン。近くを通りかかった近藤智弘も思わず「かっけー！」といったのは、ブリヂストンゴルフの今秋発売予定の「TOUR-B」アイアンのプロトタイプ。3番から7番までがハーフキャビティ、8番より下の番手がマッスルバックといういわゆる“コンボ”が売りのモデルで、ブラックにカラーリングされたものだ。

同社の関係者によれば、火曜日に初めてテストし、一発目で良さを実感。4日（水）のプロアマでも導入した。宮本は、「以前使っているものに比べると、ヘッドが小ぶりになって、8番まではマッスルバックでそれより上はハーフキャビティのコンボで使いやすい。久しぶりに小ぶりになった感じですが振り抜きやすいし、打感もいいですし。黒色も珍しいんでかっこいいですね。打ちにくさもないです。むしろいいですよね」と絶賛した。関係者も同調する。

「最初に黒のクラブに見せた段階で“色合いがいいですね”と言っていただけました。構えたときに色合いがいいから構えやすい、というのが宮本プロからの第一印象でした。宮本プロはブレードタイプを使いたいけど優しさも…というタイプなのですが、今回のモデルはサイズ感をブレードタイプよりも大きくコンポジット系にして、ロングアイアンになればなるほどキャビティ系になり下に行くほどスピンが効くようになってといる。スピンが多い方が好きというプロなので、ロングアイアンも優しくスピンも入れられてショートアイアンはスピンが効く。さらに操作性もある。最初のテストの一発目で“いい！”と言ってくれました（関係者）」。

すでにバッグから以前のアイアンは抜くなど、今週から導入する気満々の宮本。漆黒の新兵器で北の大地から反撃ののろしを上げる。（文・秋田義和）
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