<長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 初日◇6日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,178ヤード・パー72)>
福島からさらに北上し、北海道へと舞台を移した国内男子ツアー。「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」の初日は悪天候、およびコースコンディション不良の影響で中止となり54ホールの短縮競技に。早くも荒れ模様の展開となっている。
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1日遅れで第1ラウンドが行われる6日(金)は雨こそ降っていないものの、気温は20度に達しておらず肌寒く、時折強い風が吹く。ぬかるんだ地面は乾いておらず、キャリーで飛距離を稼げる選手が上位に来そうなコンディションとなっている。
今大会がプロトーナメント初出場となる丸山茂樹の息子・奨王は、午後組で深堀圭一郎、松原大輔とスタートする。持ち味は300ヤードドライブで、「まずは予選通過を目指して最初の2日間納得のいくプレーをしたいですね。週末まで残ってテレビに出られるように頑張ります」と話す注目株。初めてのプロとの18ホールではどんなプレーを見せてくれるのか。
問題発生後初めてとなるプロアマ戦に向けて奔走した選手会長の石川遼は同じく午後組で谷口徹、キム・キョンテ(韓国)と賞金王トリオの組で戦う。「優勝した4年前よりもいい球打ててる」というショットは雨の北海道でも冴え渡るか。
一方、来週のシニアツアー公式戦「日本シニアオープン」でツアー初出場する谷口は、「僕以外の二人は元気ですもんね(笑)」と冗談めかして笑うが、「若い選手と回るのは楽しい。自分は自分のスタイルで。お互いの良さを出し合うのはいいですね」とペアリングを歓迎した。
また、小平智が「中日クラウンズ」以来約2か月ぶりに日本ツアーに参戦。「かなりいい」というショットを武器に、昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となるツアー優勝を狙う。
その他、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」からの2大会連続優勝のかかる秋吉翔太や、日欧を股にかける片岡大育などが虎視眈々とタイトルを伺う。
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