最新ゴルフニュース

日本列島を襲う豪雨、ゴルフ競技にも大きな影響

＜ECCレディス 最終日◇6日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース（6,483ヤード・パー72）＞
悪天候によるコースコンディション不良で大会が中止となり、ステップ・アップ・ツアー初の競技不成立となった「ECCレディス」。

会場となった北六甲カントリークラブがある兵庫県神戸市は、豪雨に伴い大雨・洪水警報が7月5日（木）から発令。5日に続き、第2ラウンドが開催される予定だった6日（金）の競技も中止となり、試合が成立する27ホールを消化することができなかった。
実際、会場はとても試合ができる状態ではなかった。クラブハウス前の池が5日の夜に氾濫。水が引いた6日の朝には、バンカーに魚が取り残される見たことがない悲惨な光景が広がった。
日本列島を襲うここ数日間の大雨は、今週各地で開催されている試合に大きな影響を与えている。北海道千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催されている日本男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」は、5日に予定されていた初日の競技が、北海道へと近づいた台風から変わった温帯低気圧による悪天候でコースコンディションが悪化して中止。3日間54ホールの短縮競技へと変更された。
さらに、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で開催されていたアマチュア最高峰の大会「日本アマチュアゴルフ選手権競技」も、悪天候によるコースコンディション悪化のため競技が不成立。ステップ・アップ・ツアー同様、大会史上初の競技不成立となった。
日本列島を襲う大雨は、今週末まで続く見込みだけに、石川遼らが出場する来週開催のフューチャーGOLFツアーIN広島（7月10、11日）などに影響がないかも心配される。
<ゴルフ情報ALBA.Net>