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【2日目展望】短期決戦のムービングデーで波乱は？ 丸山奨王はデビュー戦で予選突破なるか

＜長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 3日目◇7日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ（7,178ヤード・パー72）＞
初日が中止となり54ホールの短縮競技となった国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」は第2ラウンドに突入。日本列島を襲っている大雨は北海道も例外では無く、今日もすでに雨が降り始めている。
【写真】ナイスラウンド！愛息をハグで出迎える丸山茂樹
現在のトップは6アンダーまで伸ばした上井邦裕、平本穏、Y・E・ヤン（韓国）の3人。上井は先週、ヒザに水がたまり「その影響でショットはパラパラ」と話すが、パッティングでスコアメイク。平本は「攻めすぎず謙虚な気持ちで行ったのが良かった」と終始安定したプレーを見せた。
首位と1打差の4位タイに小田孔明ら6人。小田は4年前の今大会で石川遼に3ホールに渡るプレーオフの末に敗れているだけに、「今年は頑張ってプレーオフせんように。（リードして）逃げ切ってやる」と鼻息は荒い。
その石川は前半2オーバーと出遅れたものの、後半4バーディと巻き返し首位と4打差の2アンダー・28位タイ。「勝つためには予選ギリギリだと難しい。明日は第2ラウンドですが、決勝ラウンド、3日目のつもりで攻めていきたい。明日1日で差を詰めて、日曜日に争えるように頑張りたい」と“ムービングデー”でチャージをかける。
今大会がプロトーナメント初出場となる丸山茂樹の息子・奨王も前半9ホールで3オーバーと苦しんだが、バックナインで巻き返し1アンダー・42位タイと予選突破圏内。「80点くらいできればまずまずのスコアになると思う。明日予選を通ればまた18ホールできる。ベストを尽くしたいですね」とデビュー戦での決勝進出を狙う。
その他、「中日クラウンズ」以来約2か月ぶりに日本ツアーに参戦した小平智と、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」からの2大会連続優勝のかかる秋吉翔太は、ともに1オーバー・85位と出遅れ。雨の弱い午前組というアドバンテージを活かし、巻き返しを図りたい。
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