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【最終日展望】荒れ模様の千歳決戦最終章 「ハンパない！」はゴルフ界でも響き渡るか

＜長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 3日目◇8日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ（7,178ヤード・パー72）＞
初日が中止となり54ホールの短縮競技となった国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」はいよいよ最終日。大荒れの北海道での戦いにいよいよ終止符が打たれる。
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トップで最終日を迎えたのはトータル8アンダーのキム・ヒョンソン（韓国）。「アプローチ、パットがすごく良かった。微妙な距離のミスが1つも無かった」と気温12.6度の霧雨の中で「69」をだし、堂々トーナメントリーダーに立った。
ヒョンソンと言えば「ハンパない」が口癖。2012年の「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012」で優勝したときからこれまで何度も口にしてきた台詞だが、「ハンパない」と言えば今やサッカーの大迫勇也のイメージが強くなってしまった。「大迫選手知っていますよ。サッカー選手ですよね。優勝した当時、自分は日本語が上手くなくて、インタビューになれていなかったのですが、今度はもっと使いたい。明日も頑張ります」と2015年以来の“ハンパない”優勝を狙う。
2位タイには今平周吾、杉山知靖、藤本佳則、ガン・チャルングン（タイ）。今平は勝てば婚約後、初めての優勝となる。また藤本は「関西オープン」を左肩痛で1ラウンドで棄権、それ以来のレギュラーツアーとなる。「肩は良くなってきました。が、まだまだショットはもう少しですね。ブランクがでています」と慎重だが、無欲でツアー通算3勝目を目指す。
その他、2014年の覇者・石川遼はトータルイーブンパーの45位タイ。大逆転へは8打差と厳しい状況だが、思い出の大会で最後に猛チャージと行きたいところ。
月曜日からぐずついた天気が続いたが、ようやく最終日に晴れ間が見えてきた北海道。“ハンパない”プレーで頂点に立つのは果たして。
<ゴルフ情報ALBA.Net>