英国の自動車メーカー「ジャガー・ランドローバー」の情報発信拠点として東京都中央区銀座に期間限定でオープンしたショップで10日(火)、藤田寛之がトークショーを開催した。20年近く同社のレンジローバーに乗り、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのアンバサダーも務める藤田が、その“愛”を見せつけた。
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「2018ワールドカーデザインオブザイヤー」を受賞したレンジローバー・ヴェラールの前で藤田は、自らの愛車遍歴にまつわるエピソードなどを披露。20代後半で師匠の芹澤信雄から譲りうけ、初めてレンジローバーに乗って以来「虜になった」というその魅力を、来場者や報道陣に向け発信した。
惹かれている点について聞かれると、「派手さはないけど、ずっと変わらない本物のかっこよさがある」というそのデザイン性を第一に挙げた。さらに、「移動の際の体への負担が少なく、コースに入ってからすぐに体が動かせる」と転戦続きのプロゴルファーらしい視点も交えトークを展開した。イベントの途中には「海外ではよく見るけど、日本ではその大きさもあってあまり見かけない。もっと街中を走る姿を見たい」と、レンジローバー愛好者が増えて欲しいという願いも口に。レンジローバーの拠点にふさわしい時間が過ぎていった。
店舗で展示されていた車両に乗り込み、何台もの運転席の感触を確かめた藤田。実際にステアリングを握ると、「新型車が出ると、つい欲しくなってしまう」という本性が顔を出し(?)、興味深い様子で内装までじっくりと見まわしていた姿を見ても、その愛好家ぶりが伝わる日となった。
次戦は7月26、27日に行われる「ISPSハンダマッチプレー選手権」に出場する藤田。その後には契約するヤマハの夏合宿に参加し、後半戦へと突入する。オープンウィークに“趣味に浸れる”時間で英気を養った49歳が、アクセル全開で夏シーズンに向け走っていく。
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