<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 事前情報◇12日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,588ヤード・パー72)>
「サマンサタバサレディース」が13日(金)に開幕。モデルの水着オーディションなどのイベントが行われる華やかな戦いの優勝者は誰なのか。データ好きの記者Aが今週もスバリ大胆予想!
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■今季は総距離が短縮 飛ばし屋以外にもチャンス拡大
2012年から始まった今大会は7回目。初年度から一貫して茨城県にあるイーグルポイントゴルフクラブで行われている。イーグルポイントGCは関東らしい林間コースでアップダウンというよりは平坦な設計。また17年大会にはツアー屈指の6667ヤードと大きく変貌を遂げたが、今年は6,588ヤードと総距離は短くなった。
6667ヤードで行われた昨年大会こそ飛距離が出て曲がらないキム・ヘリム(韓国)が優勝したが、それよりも前の6500ヤード台で行われていたころの優勝者を見ると必ずしも飛ばし屋有利というわけではない。ただし、15年大会を除けば優勝スコアは2桁アンダーとなっている。元々フラットな伸ばしやすいコース。バーディ合戦についていけるショット力、パッティングが求められる。
そして例年すさまじい暑さが選手を襲うことでも有名。今年も大会3日間いずれも33度を超える予報だ。上位が同じ顔ぶれとなることも多い大会で、何の因果か、歴代優勝者は一番低い選手でも吉田弓美子と前田陽子の164cmと、高身長の選手が多い。
■相性と調子 両方がそろった木戸愛が6年ぶりVへ
以上のことを踏まえて、優勝候補には身長172cmの木戸愛を挙げたい。12年大会の優勝の他にも14年に5位タイ、そして16年には1打差の2位と相性の良さは特筆すべきものがある。昨年は予選落ちを喫したが、総距離が伸びていたことを考えれば度外視できる。また今季6月の「ヨネックスレディス」以降、5試合でトップ10が3回と調子も悪くないとくれば、思い出の地で6年ぶりとなる2勝目が見えてくる。
また、昨年大会で2位となった172cmの8頭身美女ユン・チェヨン(韓国)も候補の一人。今季は賞金ランク12位、平均ストローク7位と昨年以上に状態は良い。ドライビングディスタンスは91位と高くないだけに、距離が短くなったのも好材料。
最後に高身長ルーキーの原英莉花をピックアップしたい。173cmの恵まれた体型から繰り出されるショット力を武器にすでにステップ・アップ・ツアーで今季2勝。6月末に行われたリランキングで28位に入り、7月以降の出場権を掴んだ。ときには300ヤード近くまで飛ばすドライバーショットが冴え渡れば初優勝が見えてくる。
【歴代優勝者】
2017年度:キム・ヘリム
2016年度:全美貞
2015年度:前田陽子
2014年度:成田美寿々
2013年度:吉田弓美子
2012年度:木戸愛
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