<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 初日◇13日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,588ヤード・パー72)>
新たな年をハッピーに迎える! 大会初日となる今日13日(金)に22歳の誕生日を迎えた三ヶ島かなが、「楽しみ」と語る今大会の1番ティから新たな1年をスタートする。
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バースデイウィークとなった今週も、開幕前から入念に練習ラウンドを積むなど調整を図った三ヶ島。コースについては「去年よりラフが長くなりました。あと、5番の距離が短くなって印象が変わりました」と話した。昨年178ヤードだった5番のパー3は、今年からティが前に出て155ヤードに変更。実に20ヤード以上、短くなった。それについては「打ちやすくなった」と好感触を示したが、「とんでもない所にピンが切られるんだろうな(笑)。それが楽しみでもあり、覚悟もしないと」と、本番のイメージも抱きながらコースを確かめた。
そんな、コースセッティングとの“駆け引き”に加え、三ヶ島にはこの大会を楽しみにする理由がほかにもある。それが、「スタートホールで『本日の誕生日の〜』ってアナウンスされるのが楽しみなんです。あまり経験できないし、すごく貴重なこと。名前をコールされたら、さらに(テンションが)上がると思います!」とゴルフ人生で「初めて」という経験に胸を躍らせながら本番を迎えた。
7月末には24〜27日に兵庫で行われるプロテスト最終予選にエントリー。昨年賞金ランクで41位となり、今季のシードを獲得したが、プロテストを通過していない三ヶ島の“肩書”はTP単年登録のままとなっている。
2019年からはクォリファイングトーナメント(以下QT)制度変更によって、正会員以外の受験ができなくなる。ツアー優勝以外でも賞金シード権獲得という条件を満たせばテストなしで入会の門戸が開くが、その制度が導入されたのは今年から。昨年優勝の無かった三ヶ島は正会員への条件に手が届いておらず、それだけに、様々な選択肢の一つとしてテストを受験をすることも頭に入れており、「出るからには絶対通りたい。練習などでも悔いのないような準備をしています」と話す。
それだけに、入会への最短距離となる優勝を手にし、美酒で誕生日を祝うことができたら22歳という年が最高のものとなる。「コースはとてもいい印象。いい波に乗れるように初日から伸ばしていきたいです」。2018年の7月13日をいい思い出にするため、炎天下のコースに飛び出していく。(文・間宮輝憲)
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